「株を買いたいけれども、まずは出来るだけ安く買いたい」
もし、このように考える場合には予算にもよりますが選択肢はいくつかあります
- 10万円以下等、比較的小資金で購入できる株式に投資する
- 月々100円や1,000円から始められる投資信託の積立を始める
- 単元未満株取引で1株単位で株式を購入する
- 「るいとう」を使って個別株式の積立を始める
いずれも、小資金で株式を購入できるやり方です。
それぞれ詳しく見て行きましょう。
目次
株の買い方の種類|できるだけ安く投資するときの買い方は?
10万円以下等、比較的小資金で購入できる株式に投資する
2018年9月7日終値ベースで、全上場銘柄の中で1214株が、総額10万円以内で投資できます。かなり多くの銘柄が10万円で投資対象になるわけです。
「安い株=業績が悪い株」ということで決してありません。なぜなら、業績の良い会社であっても、多くの投資家が投資しやすいように、最低投資可能な単元株数を低くするなどしていることもあるから。企業戦略上、流動性を高めるために、最低投資金額を安く保っている場合もあります。
月々100円や1,000円から始められる投資信託の積立を始める
個別の株式を購入するのではなく、投資信託で株式投資を始める場合であれば、月々100円など、少額から投資できる投資信託があります。
<参考>
単元未満株取引で1株単位で株式を購入する
単元未満株取引は、単元株数にかかわらず1株単位から取引できるサービスです。単元未満株取引では、購入した株式の名義は証券会社名義ですが、配当金は持ち分に応じて証券会社から受け取ることができます。
単元未満株取引を提供しているサービスは証券会社によって異なる状況となっています。
野村證券は「まめ株」、SBI証券では「S株」、マネックス証券では「ワン株」など、それぞれサービスが提供されています。証券会社毎に買い方の詳細は異なります。また、松井証券や楽天証券では、株式分割によって生じた単元未満株について売却することはできますが、それを買い付けすることはできません。
単元株数の1/10で取引できた「ミニ株」というサービスがありました。インターネットで検索すると「ミニ株」という言葉が説明等でよく出てきますが、2018年9月現在はミニ株としては提供されておらず、1株等から取引できる「単元未満株」取引のサービスをいくつかの証券会社が提供している状態です。
「るいとう」を使って個別株式の積立を始める
「るいとう」とは「株式累積投資」のこと。毎月一定額を特定の株式に積み立てて行きます。その月の積立額が、購入時点の株式何株分かを計算で出して、株式として積立が行われます。
一定金額を継続して投資することにより、株価が高いときは少ない株数を買い、株価が安いときは多い株数を買うため、毎月同じ株数を買い続けるよりも平均買付単価を引き下げることができます。この投資方法は「ドルコスト平均法」と呼ばれ、買うタイミングが分散されることにより時間分散の効果が働き、平均買付単価が下がれば売却するときに有利になる可能性があります。
注意する点は証券会社が野村証券、大和証券などの大手証券となり、手数料が安いネット証券では出来ないこと。「るいとう」には、口座管理手数料に加えて売買手数料がかかる点も注意が必要。
まとめ
少額で投資を始めるならば、色々知恵はあります。
そもそも安い株価で将来化ける株式を見つけて投資できて、本当に10倍、100倍になってくれれば資産形成としては大成功! 俗に言う「株が上がる」を体現するような優良企業を見つけて行きたいです。
単元未満株で投資できたり、定額で株式投資が継続できる投資信託があったりと、様々な工夫もされている中で、バリエーションを楽しんで、自分にあった取引をして行きましょう!
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