副業としての投資、その中で株式投資を選ぼうとされている方は多いと思いますし、実際に副業として株式投資に取り組んでいる人は多いです。
かくいう管理人も、もう20年以上も株式投資を続けており、株がなければ今の資産形成はできていなかったです。
副業としての株のやり方はどうすれば成功するのでしょうか?
もし、「生活費の足しにするために、毎月安定的に副収入を得たい」という目的で株式投資に取り組もうとしているとしたら、少し考え方を変えた方が良いかもしれません。
この記事では、副業としての株のやり方、副業として成功しやすい考え方をご紹介いたします。
目次
サラリーマンが副業として株式投資に取り組むやり方とは
まず、株は副業禁止等には当たらないケースがほとんど
まず、サラリーマンが副業として株式投資に取り組む場合、就業規則で規定されている副業禁止等には当たらないことがほとんどです。基本は株式投資は資産形成の一環ですから、資産形成を禁じている会社は原則的にはないです。
注意したいのは業種や会社によって制限もあるということ。コンサルティング業界や金融業界の方などの中には、株式投資等をすること自体が制限されているケースもあります。また、上場企業にお勤めの方が、自社株式を売買する場合にはインサイダー取引規定に違反しないような運用が求められます。会社によってルールがありますのでよく確認しておきましょう。
証券会社の口座は「特定口座・源泉徴収あり」で開設するのが基本
利益が出たときには譲渡益として20.315%がかかります。また配当金を得た場合にも20.315%の税金がかかります。
これらの税金は証券会社に口座を作成する際に、「特定口座・源泉徴収あり」を選択すれば証券会社が納税処理を自動的にしてくれますので、基本的には特定口座・源泉徴収ありを選択することで問題ないです。(源泉徴収なしを選択した場合、年間の利益額が20万円以下の場合に納税を最初からしなくて良いメリットはでますが、取引を全て確定申告の際に申告する必要があり非常に大変ですし、利益が出た場合には確定申告後に税金を一括で収めなくてはいけませんから、場合によってはキャッシュフローが回らないこともあり得ます。また、特定口座ではなく一般口座を選ぶと未上場株の売買ができますが、源泉徴収等の対応がなくなりますので、サラリーマンの方は特定口座・源泉徴収ありの一択で良いと考えます。)
確定申告は利益が出ている場合には不要ですが、逆に損失が出た場合には、確定申告を行うとで、その年の配当金と損益通算を行って配当金にかかっていた利益額の還付を受けたり、3年間損失を繰り越して損益通算が可能なため、翌年以降の利益が出た場合に税金を減らすことができます。特定口座・源泉徴収ありの方であれば「特定口座年間取引報告書」という報告書が証券会社から送られてきますので、それに沿って国税庁のホームページから確定申告を行えば、個人でも簡単に確定申告は可能です。
株の本質は資産形成。毎月の小遣い稼ぎとしての安定さには欠ける。
副業を始める理由は人それぞれですが、サラリーマンの給与にプラスして月5万円、月10万円といった金額をまずは増やしたいという生活費の足しや小遣いとしてのプラスを出したいという理由が多いのではないでしょうか。
株式投資で月々利益を出していくこともできますが、その場合には少しデメリットも出てきます。大きいのは数ヶ月〜数年間に及んで長期間投資することで資産形成する取引と相性が良くない点です。安く株を仕込んで数ヶ月後に高く売る、というような取引を行うということは、その期間は元本となる現金は証券会社の口座に入っていることになりますし、利益確定するのは数ヶ月後となります。よって毎月利益を出していって小遣いとして使う、という考え方には合わないということなのです。
短期売買としての株取引で利益を出すならスイングトレードがオススメ。
副業として毎月利益を出していくということを主眼に考える場合、短期売買の手法を使って株取引をしていくことになります。オススメはスイングトレードです。
スイングトレードは数日〜数週間の範囲での株価変動を利用して利益を出していく手法です。1日の中で取引を終了するデイトレードという手法もありますが、サラリーマンの方は場が開いている9:00~11:30、12:30~15:00の時間帯に取引することは不可能と考えられるため、必然的にデイトレードはできません。
スイングトレードであれば、夜間に株の分析をして翌日の取引方針を決めて取引をしていくことで安定的にサラリーマンでもトレードが可能です。
株よりも簡単なのがFXの短期売買で稼ぐ方法
管理人が最近短期的な利益出しのために最適と考えているのがFXでの投資。24時間FXは利用できるのに加えて、スキャルピングという細かい単位で売買を完結するやり方で取引を行えば、短い時間で利益を確定することが可能。万が一失敗しても先に損失ラインを定めておけば損失は一定額でおさまりますから、損小利大で利益を積み上げていけば良いのです。
まとめ
副業としてサラリーマンが株式投資に取り組むのであれば、必然的に短期売買に取り組むこととなります。株式投資ならスイングトレードの手法を学ぶのが良いでしょう。
元手を株式投資より少なく、かつ、夜間や朝など仕事以外の時間を有効に活用して投資を行う場合にはFXの方が株式投資よりもカンタンです。
投資の成功を祈っております!
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