資産運用として株式投資を考えていくのは非常に良い選択。
特に「個別株式の運用」をうまく行えると資産を大きく伸ばすことが可能!
例えば、月利3%で複利運用ができた場合、なんと、24か月で資産が倍に!
銀行預金や投資信託でこの運用利率はまず実現不可能ですが、株式投資なら十分に実現可能な水準です。日常生活は豊かになりますし、老後に向けて資産準備を進めていくことも計画的にできて安心ですよね。
ただし、個別株の投資にはリスクもあります。そこで、この記事では、資産形成のために個別株式投資をどのように考えてポートフォリオに取り入れていくと良いのかをご紹介します。ポイントは資産を「3分割」しリスクヘッジして投資していく方法です。
目次
高利回りでの運用を目指すなら、個別株の売買にチャレンジすべし!
投資信託の騰落率の現実〜プラス運用は約58% この現実をどう考えるか?
個別株の売買を行うよりも、投資信託を購入した方が堅実で手間がかからないと思う方も多いと思います。しかし、思っているよりも投資信託が儲からないという現実を1度見て欲しいと思います。
実は2018年秋の時点の分析で、1年間の運用実績が信託報酬率の平均値より高いプラスで運用できている投資信託は、全投資信託のうち約6割の58.8%という数字なのです。これを皆さんは高いと考えますか? それとも低いと考えますか?
投資信託はプロに運用してもらうから楽ですし、ほったらかしにすれば資産が運用されます。いい投資信託を買うことができれば毎年数%ずつ、しっかり黒字で回って行きますから資産形成を行うのに投資信託は最適ですよね。
しかし、投資信託の中に実は4割も儲かっていないファンドがあるという現実を考えるとリスクもあるということが良くわかります。しっかり内容をチェックして購入していかないとハズレの投資信託に投資してしまうことにもなりかねません。投資信託に投資する場合でも、自分でしっかり内容を吟味し、騰落率などを毎月チェックしてポートフォリオを固めないと投資はうまくいかないのです。
勝率の計算方法
2018年9月17日0:00現在のヤフーファイナンスに掲載されている、純資産残高50億円以上のファンド1528本の1年間の利益リターン実績を分析したところ、1年間の利益リターンがプラスであるファンドは992本。このうちさらに、日本の投資信託の信託報酬率の平均値1.53%(金融庁レポートより)より利回りが高いファンドは899本という結果でした。この結果より1年間で儲かった投資信託を買えた確率は58.8%と算出しました。
月利3%の複利で運用できると資産は24か月で倍になる!
一方、手間はかかるものの期待リターンを大きくできるのが「個別株への投資」です。もし仮に、月利3%の複利運用で株式投資を行えた場合、なんと、資産は24か月で2倍になります。これ凄くないですか? 2年で資産が倍になっていくのです。月利3%というと、10万円が10万3千円になるということですからそれほど非現実的ではありませんよね。この期待運用利回りの高さが個別株投資の最大の魅力!
しかし、個別株投資にはデメリットもあります。毎日しっかり資産管理・銘柄チェックなどをしていく手間がかかるということ、上がる一方で下がる可能性もありますから、自身で損切りをしっかり行い資金管理を徹底しないと資産を減らしてしまうリスクもありますね。
では、どのようにすれば、リスクやデメリットを避けながら個別株投資の旨味・メリットを取り入れ、高利回りで資産を増やしていけるのでしょうか?
資金を3分割して投資を行い資産を増やしていくのがポイント!
3分割投資法
そこで、これから個別株式投資をポートフォリオに組み入れて資産形成したいと考えている方にオススメなのが、資金を3分割して資産運用していく方法です。3分割は以下の3つに分けます。
- 現金(定期預金+積立預金)
- 投資信託(積立投資・節税とセット)
- 個別株式投資
この3つに資産を分解して投資をしていくのです。3つの資産の割合・バランスは、現状の預貯金の額によっても異なります。まず現金をどのくらい保有するかを考えた上でバランスを決定していきます。
まず1つ目の現金ですが、可能であれば月収の3か月分は定期預金等にしておくことをオススメします。何かあったときの資金はあったほうが安心。プラス、毎月一定額を積立預金していけるとベストです。
2つ目の投資信託は、積立投資がオススメです。INDEXファンドなど手数料の安いもので定期的にドルコスト平均法の考え方で投資を継続して行けば、気づくと資産形成ができています。iDeCoや積立NISAなどの制度と組み合わせて節税効果を高めながら資産形成できればさらに良いですね。
3つ目に個別株式投資を行う資金を確保します。1つ目の現金預金がゼロなのに全部を株式に投資するのはお勧めしません。しっかりと預金額を確保した上で個別株投資に回す金額を決めてください。30万円〜50万円程度の元本を用意できれば、それを元手に増やしていくことで将来大きな資産にできる可能性ができますので、バランスをとって資金管理をしていきましょう。
個別株運用は「小型優良・高配当株」への投資から考えるのがおすすめ。
小型バリュー株・高配当株は投資しやすく、成長したときのリターンが大きい
実際に個別株運用をする際にはどのような株式に投資していくのが良いのでしょうか? オススメはズバリ、小型のバリュー株・高配当株。小型株と呼ばれるのは10万円以下など単位株の購買が比較的低額で可能な株式銘柄。この小型株のなかで、業績がよいにも関わらず低い株価で放置されている株式を探したり、あるいは高配当を継続している株式銘柄等を狙っていくのが良いでしょう。
特に高配当株は配当利回りが3%以上ある水準が良いです。3%以上の水準があれば、もし株価が低迷しても逆に利回りが高くなるので株価が復活しやすくなります。また、高配当を実現している企業はキャッシュフローに自信がある企業が多く、業績も好調に推移できるという自信を持っている経営者が経営をしている企業が多いです。高配当の小型株をの中から自分が理解できる業界の株等に投資するのが良いでしょう。
情報サービスを活用する事でさらに効率をあげる
さらに、有料の情報サービスなどを活用する事で投資効率をあげることが可能になります。各種サービス毎に投資方法は異なりますが、それぞれ実績を持った投資方法となっているので成功確率が高まるでしょう。
まとめ
個別株投資で高利回りを実現する事で資産を大きく作ります。しかしそこにはリスクもあるので、以下のように資産を3分割して投資していくことが安定的な資産形成に繋がります。
1 現金
2 投資信託
3 個別株式投資
この3つをバランスをとり、金融資産投資を行っていく事で資産を増やしていけるといいですね。
日常生活を豊かにしつつ、老後の生活の不安をなくすためにも、投資頑張りましょう!
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