株で失敗して借金地獄なんて絶対嫌ですよね!
そもそもお金を増やすために始めた株式投資のはずなのに、元本をなくしたばかりか借金まで背負う羽目になってしまうなんて悲惨なストーリーはなぜ産まれるのでしょうか?
失敗パターンをよく知っておかないと、株式投資を始めたばかりの方、または始めようとしている方にとっては本当に大きな失敗をしてしまうことになりかねません。
この記事では「大失敗」してしまうケースを取り上げますので、そうならないように注意しながらトレードを行って行きましょう!
目次
なぜ株で失敗して借金地獄で悲惨な目に合う人が後を立たないのか
株はギャンブルではなく、投資として行うべき取引なのに、どうしても短期的に結果を出すために無理をしてしまうケースが多いのです。典型的な例を見て行きましょう。
信用取引の罠
まず借金を作るまで失敗してしまうのは「信用取引」を行っているケース。信用取引とは証券会社に証拠金(保証金)を預け入れることで、証拠金の3倍程度まで株式を購入することができるほか、株式を借りて「空売り」から入ることが出来るので、個人投資家の方でも慣れている方はよく使っている手法です。
しかし、信用取引で購入した株式が急落した場合や、空売りを仕掛けたものの反対に急騰した場合など、「予想外」の株価の動きが起こった時、証拠金である元本を失うだけでなく、それ以上の額を支払う義務が生じて、結果的に借金せざるを得ないという状況に追い込まれてしまうので要注意です。
例えば、100万円の証拠金を元手に300万円の株式を購入した場合を想定します。このケースでもし1日で約25%の株価下落が起こったらどうなるでしょうか。300万円の株式価値が、1日にして75万円の含み損が生まれることになりますが、元本は300万円ではなく実態は100万円です。25%減少したはずが、3倍のレバレッジをかけていたら、75%減少していると同じことになるわけです。損切りできずに翌日は上がると踏んで保有したままにしておいたら、また25%下がってしまったらどうでしょうか。225万が168万円に下がったことになり、300万円からの下がり幅は132万です。元本は100万円ですから、そこからすると元本+32万円の損失となってしまうというわけです。決済するためにも追加の金額が必要ですし、決済しないで保有しないでおこうとしても、追加保証金(追証)を請求されることになって元本以上に損失を出してしまうケースがあるのが信用取引です。
上記の例は100万円を例にしましたが、信用取引を活用した場合、レバレッジ効果で利益が出るときもありますが、意図に反する値動きになった場合、思いもよらぬ大損をしてしまう可能性があるでの要注意。ですので初心者の方は、現物取引のみに徹することが良いでしょう。この場合、そもそも株価は上場廃止にならない限り0円にはなりませんから、投資額が0円に下がることは原則なく、損失が出たとしても一定額で収めることが出来るのです。
熱くなって借金してまでトレードにお金を突っ込んでしまう
もう1つ、借金までしてしまうケースには、文字通り借金してトレードを始めてしまう、または損失額を取り戻そうと、借金して元本を高めてさらに失敗する、という方が多いです。
なぜそこまでしてやってしまうのかといえば、「家族に内緒で始めた」「貯金を内緒で取り崩してスタートしたので絶対返さないといけない」と言ったような理由により、失敗をすぐに取り返そうとして借金してまで元本を拡大し、トレードにお金を入れていくケースが多いんですね。
間違いなく言えることは、株式投資は余裕資金で始めること。そしてもし負けたとしても取り戻すために多くの額を投資するという悪循環には落ち入らない事。
株で成功していくためにはどうすれば良いのか?
余裕資金で始めて、出来るだけ分散投資を行う!
とにかく株は余裕資金で初めてコツコツと取引していくのが1番! そして、資金をいくつかに分けて投資して、全部の金額を1銘柄だけに投資するのはやめておくだけでリスクはかなり軽減されます。
損小利大で損失をとにかく押さえる取引をする
次に実践の際に重要なのは、投資したのに値動きが自分のイメージと違ったときにはサクッと損切りしてしまうこと。これが出来るようになると投資で勝てるようになります。なぜ損切りすることが重要かというと、元本を減少させてしまうと、元に戻すのには減少時より大きなパワーが必要だからです。10%の元本減少には11%の株価の上昇が復活には必要です。20%の元本減少には、25%の株価上昇が必要、同じように50%の元本減少には100%の株価上昇、つまり株価が2倍になることが必要になります。「株価は元に戻るから」の元に戻るためには大きく下がった場合には、下がったとき以上のパワーが必要になるのです。だから、投資元本を減らしすぎてはダメなのです!
プロの情報をうまく活用して銘柄選びをする
銘柄選びがうまくいかない場合にはプロが提供している情報サービスを活用するのも一手。莫大な銘柄からいま旬な銘柄を選んでいくことができれば、勝てる確率が上がりますから、うまく利用してみることをお勧めします。
まとめ
株で大きく失敗してしまうのは、射幸心が強すぎて大きく儲けようとしすぎてしまうケースがほとんど。特に信用取引を使った取引は要注意で、場合によっては元本金額以上の借金が出来てしまう場合も。投資は元本を減らさないように、着実にコツコツ利益を増やして行きましょう!
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