株で1000万儲ける方法|サラリーマン投資家が1銘柄で本当に稼いだ話

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松田 直樹 (Matsuda Naoki )
副業投資家|株式投資歴25年|アパート6棟122室保有・家賃年収9000万円|副業用法人5期運営・事業売上累計5000万円|株式投資歴25年|不動産投資&ネットビジネススクールBE FREE主宰|3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)

 

株で1000万円の利益を出せたら、かなり良いですよね。

私の投資家としての人生の中で、1つの株式銘柄だけで1000万円の利益を出したことがあります。どの銘柄かという事についてはプライベートな事情により公表できないのですが、どんなタイミングでどんな投資方法であったかについて、エッセンスをご紹介しますので参考にしていただければと思います。

手法は割安・成長株投資です。

 

株で1000万儲ける方法|サラリーマン投資家が1銘柄で本当に稼いだ話

割安・成長株投資とは?

 

何を持って「株が割安」と考えるのか? 私は3通りの考え方があると思います。

  1. その企業の資産価値に対して割安(コストアプローチから)
  2. その企業の相場に対して割安(マーケットアプローチから)
  3. 将来の業績期待値に対して割安(インカムアプローチから)

私が成功した方法は、3の将来の業績期待値に対して割安であるという理由で買いを入れて、結果的にその株式が大きく化けた事により利益を大きく出すことが出来ました。

 

コストアプローチとは

現在の企業価値を、その企業が現金化できる資産価値から算出し、その価格を元に株価の価値をみる方法です。B/Sの純資産額そのものを見るのが最もわかりやすい手法で、例えるならば、もし、M&Aでその企業を売買する場合に、お互いに損も得もなく、純粋に今の価値だけで評価しようとしたら、今、その企業が現金化できる資産の額を時価総額の妥当額とするのが最もリーズナブルであると考えることが出来ます。

 

この考え方でいけば、まずPBRが1倍以下になっている企業は「割安」であると言えます。PBR1倍以下の企業の中から成長性ある企業や、PERが高くなる企業を探して投資する方法は、大化けする企業を探す手法に繋がります。

 

 

マーケットアプローチとは

現在の企業価値を、同業他社の時価総額と比較したり、類似の買収事例などを参考に企業価値を評価するやり方です。例えば、その企業が属している業界のPERの平均値や、PBRの平均値などから、現在の株価水準を考えていくやり方となります。

 

この考え方でいけば、その業界ごとにPERの平均値などを分析し、そこから乖離していて、かつ成長性が高い企業をスクリーニングしていくことで、成長株を探し出して行くのです。

 

特に、国策などの影響や、経済トレンドなどにより業界全体が伸びている市場などに属する企業から成長株を探し出して行くことができると言えます。例えば、業界1位の企業が非常に成長性高く、株価の成長もリードしているとして、その業界の2番手、3番手の企業の株式価値がまだ正当に評価されていないとしたら、近い将来、1番手のように伸びることを期待されて株価が上がる可能性があるということです。

 

 

インカムアプローチとは

 

厳密に言えば、DCF法など様々な評価方法がありますが、その企業が将来生み出すであろう利益(純利益)を考慮し、その純利益が将来毎年に渡ってずっと永続的に続くと仮定しながら、ただし、将来価値を現在価値に割り引いた時の価格を計算して出す方法となります。

 

わかりやすく言えば、将来生み出すであろう利益額から企業価値を予測算定し、現在の株価を評価して行く方法です。将来伸びるであろう企業の価値に対して、現在の価値が低ければ、それは「割安」であると判断されるということ。

 

 

 

1000万儲かった株に投資した時の対象企業の状況と判断例

 

投資した時の企業の特徴

  • 業績悪化して赤字転落直前株価は数年で大きく下落
  • 直近の株価はPBR1倍程度で横ばいで推移
  • ただし企業財務はまだ健全
  • 日々の取引数量は少ない状態
  • 成長戦略が中期経営計画として発表

 

このような状態でした。つまり業績悪化が続いたことで株価はかなり下落しており、ほぼほぼ純資産額と同程度の時価総額まで落ち込んでいました。そんな状況で株価のもみ合いが数ヶ月続いていた状態の時に、決算発表と合わせて中期経営計画が発表され、今後の成長戦略と業績目標が発表されました。

 

投資判断の考え方

  • 中期経営計画の利益水準が実現すると考えれば、現在の株価は割安
  • 純資産額と同程度の株価水準であることから、これ以上の下落可能性は少ない
  • 財務体質は健全な状態であり、中期経営計画の実現のための投資に無理がない(純資産額が大きく下落するリスクは少ない
  • 日々の取引量が少ないので、株価が上昇に転じた場合、急騰する可能性あり

 

このように考え、この企業への投資を決断しました。結果的に、対象企業は業績を回復し、翌期好決算を発表、それと同時に増配も発表したことで株価が急騰し、非常に大きな利益を得ることができたということです。

 

 

売り時はどう判断したか

 

企業成長後、利益の伸び率という意味では成長率が鈍化すると判断したことと、十分に含み益は出ていたので利益確定することにしました。その後も一定はその企業の業績は伸びましたが、予測通り株価の動きは穏やかになりましたから、良いタイミングで利益確定できたと考えています。

 

まとめ

 

割安な成長株は大きく化ける可能性あり。ただし、投資前は逆境に投資するように見える。

 

株式投資にリスクはつきもの。しかし、ある程度リスクを許容できて、かつ、大きく伸びる可能性があると判断できたとしたら思い切って投資をしてその企業を応援するつもりで株主になると、長期投資になっても辛抱強く応援することができるもの。会社が発表している計画などにもよく目を通し、大化けする株を探して見てください。

 

東京直輝
財務体質と計画からこれ以上株価が下がる可能性は少ないと考えた逆張り投資が功を奏した事例です。ファンファメンタルズまで見れていた事が判断を鈍らせませんでした

 

 

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