株初心者の最低資金はいくらから?|答え1200円(2018年9月)の少額投資

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松田 直樹 (Matsuda Naoki )
副業投資家|株式投資歴25年|アパート6棟122室保有・家賃年収9000万円|副業用法人5期運営・事業売上累計5000万円|株式投資歴25年|不動産投資&ネットビジネススクールBE FREE主宰|3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)

 

2018年9月7日

もっとも安く取引された株式は東証一部のランド<8918>の終値でなんと12円!

最低購入株数(単位数)は100株なので、1200円で購入できたことになります。

例えば、松井証券なら10万円以下は手数料無料ですから

本当に1200円で購入できちゃったということです。

 

実はこんな少額でも投資できてしまうのが株式投資の面白さ!でもあり「怖さ」でもある。

 

この記事では、株初心者の方が気になる、

「最低資金はいくらから必要なのか?」

「少額投資ではどのようなことに気をつけるべきか」

「低位株を買うリスク」

などのテーマについて、いろいろ考えていきます!

 

株初心者の最低資金はいくらから?

 

株を始める最低資金は1200円(2018年9月7日)

 

2018年9月7日のランドの株価終値は12円。

この株は100株から買えるので、1200円で買う事が出来ました。

 

この株式、この2ヶ月間、12円か、13円しか値がついていません。

しかも、9月7日の1日だけで16,197,100株の出来高がありました。

ものすごい量の取引が行われています。

 

何故でしょうか?

 

理由は12円で買い、13円で売ると、8.3%儲けが出る計算になるから。

1円の株価の違いで8.3%も価格が異なるわけで、この取引を大量に行う事で利益を出している猛者の方々が多くいらっしゃるという事です。

 

 

ただし、一般的に、特殊な値動きや極端な値段をつけている株は、何か裏に理由があることが多いです。ただ安いからといって参入すると痛い目にあう場合が多いので注意が必要。

東京直輝
過去には上場廃止になることが決まった株が、1円と2円の間で最後値動きを繰り返していた、というようなケースもありましたので。

 

 

値段が低い株はランキング検索で見つけられる!

ヤフーファイナンスであれば、株式>株式ランキング>単元株価格下位 で検索できます

https://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=7&mk=1&tm=d&vl=a

 

 

5万円以下で投資できる株式は東証一部で151銘柄(2018年9月7日)

 

有名企業も多く買えるのが特徴

2018年9月7日現在・5万円以下で購入できる企業の例

ヤフー(株)<4689>

みずほファイナンシャルグループ<8411>

東京電力ホールディングス<9501>

 

5万円以下の銘柄には、誰しもが名前を知っている大企業の株式も珍しくありません。

決して企業業績が悪いから株価が低い、という事だけが株価が低い理由ではなく、

「多くのお客様に株主になって欲しい」

「株主数を高めて株の流動性を増やしたい」

など様々な理由で価格で購入できる価格戦略を取っている企業は数多くあるのです。

 

株主優待が魅力的な場合も

千趣会<8165>

千趣会の場合、年2回、所有株数に応じて1,000円〜5,000円のベルメゾンのお買い物券がもらえる株主優待があります。(100株以上を1年以上保有すると割り増しもあり。)

例えば、9月7日現在の終値は440円で、44000円で購入できる計算ですが、1000円の優待額を割合にすると2.2%に当たります。

もし5万円以下で買える企業の中に、ご自身がサービスをよく利用する企業があれば、株主優待によるサービス内容まで含めて検討してみるのも面白いでしょう。

 

ミニ株を活用する

証券会社により、約1万円から投資できる「ミニ株」と呼ばれる株の売買もあります。このやり方を活用するのも一つの手。研究してみると良いです!

 

株初心者の初期費用は余剰資金で用意するのが大事

 

これまで見て来たように、低価格から株式を購入して投資を始めることは可能です。

では、総額でいくら用意していけば良いのか?

 

ポイントはズバリ

  • 余剰資金で用意すること
  • 総額30万円〜50万円程度の用意が望ましい

 

絶対、株式投資は余剰資金でスタートすること。

 

何故なら失敗した場合、資金を減らしてしまうリスクがあるからです。いざという時の貯金を全部株式投資に回してしまい、資金を減らしたところに何か不測の自体が起こると大変です。例えば、家族が急に病気になったり車が故障したりお子様の進学や卒業で費用が必要になったり、など、いろいろ費用は嵩むもの。

 

いざという時のための貯金は、減る事がない現金、またはすぐ換金できて大きく減らない資産で運用しておくのが鉄則ですから、お金を増やすための株式投資の資金とは分けて管理をしてくださいね。

 

30万円〜50万円程度の総額からスタートすることで、複数銘柄への分散投資が可能になります。本当に最初は1銘柄集中もありですが、経験を積むため、そして分散投資によりリスク分散する堅実な投資が重要です

 

 

損しすぎず、コツコツ稼ぐ

 

株はギャンブルではありません。

短期間で2倍、3倍にしよう!などとは絶対に思わないこと。年間で1割〜2割程度資産を増やしていけたらOK!という意識でコツコツと運用していくのが重要です。投資に慣れて来たら、余剰資金から投資総額を増やして行くことで効果を上げていくと良いです。

 

「損小利大」という言葉がありますが、とにかく損を少なくして、大きく儲けを出せる局面で儲けを出していく事を狙うと良いです。

 

含み損が一定額を超えたら必ず「損切り」。

例えば50万円で投資をし、▲2%まで、すなわち「1万円以上は一回の取引で減らさない」という目標を立てるとします。この時、10万円で5銘柄に投資しているとすれば、5銘柄1つ1つで2%下がったら売る、という厳格なルールで運用しても良いですし、分散投資をしているので1銘柄としてはハードルを下げて、1銘柄で▲5000円、▲5%の含み損が出たら一度売って清算する、というように賢明な取引を心がけること。

 

マイナスは▲5%で損きりして、上がっているときは+10%、+20%というような利益を出せれば、トータルではプラスになって行きます。

上昇トレンドには長く乗っても問題ないです。むしろ上昇トレンドには長く乗りましょう! 

逆に、下降トレンドに長く乗ってしまうと、もう2度と復活できないことも。

 

東京直輝
大きく負けると「一発退場」になってしまいます。市場に長く残っていくことが長期的には成功のコツ。焦らずに行きましょう!

 

まとめ

 

  • 5万円以下でも多くの銘柄に投資は可能
  • 必ず余剰資金で投資する
  • 総額30万円〜50万円で分散投資を行う

 

株式投資は将来の資産形成に多くのメリットをだす有効な手法です。

いま、銀行に預けたとしてもほとんど増えない時代、かつ、世の中はインフレの傾向にあります。インフレ傾向にあるならば、現金のままお金を置いておいたら資産が目減りするわけですから、経済状況に合わせて増えていく可能性がある資産にお金を移していくことが重要です。

少額資金からでも株式投資はできるので、自分にあった投資の研究を深めましょう!

 

東京直輝
iDeco, 積立NISAの活用など、節税メリットのあるコツコツ積立などの手法も合わせて検討して、株式投資を将来の資産形成に生かしてください!

 

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