不動産投資は、自分の現金がなくても、銀行からお金を借りて投資をすることができます。
一般的に投資は自分のお金で行うのですが、不動産投資は不動産に担保価値があるため銀行の融資を受けることができるのです。
不動産投資で利益を出すにはどのような物件を選べばいいのか? 適性な返済比率をお教えします!
不動産投資は「他人のお金」で「自分の資産」が増やせる
不動産投資は「他人のお金で資産を増やしていける」ところが大きな特徴になっています。
どういう事かと言いますと、基本的に不動産投資は、銀行融資を活用して行います。土地や建物に担保価値としての資産性があるので、銀行がお金を貸してくれるわけです。
当然、借りたお金は銀行に毎月返済をしていくわけですが、この返済の原資になるのが、賃貸収入としての家賃になるわけです。
このとき、毎月の返済額よりも、家賃収入の方が多い物件を購入していくことがポイントです。
この状態であれば、他人のお金である家賃収入で、自分の資産を増やすための返済を継続することができる訳です。返済が終わった時には、当然、資産価値がある不動産は完全に自分のものになっています。
もちろん返済途中で売却する事も可能です。この場合、売却時にローン残債を返済することが必要ですが、売却額からローン残債を引いて、諸経費を引いて、残ったお金は利益として手元に残ります。この利益を生み出す源泉となったのは、他人のお金である銀行からの融資と、それを他人のお金である家賃収入です。
自分のお金を極力使わずに資産を増やせてキャッシュフローを生み出せること。これが不動産投資の大きなメリットなのです。
返済比率は50%以下が理想
では、銀行から借り入れて返済する費用は、毎月の家賃収入の何割程度が良いのでしょうか?
家賃収入の中での返済額の割合を「返済比率」と呼びます。
この返済比率は50%以下が理想です。実際の不動産経営では、銀行返済以外に、管理費用や物件の修理・修繕費用、共有部分の電気代、清掃代など、様々な費用がかかってきます。これらの諸経費を抜いて手残りが残る状態にしていくことが投資のポイントです。
また、空室となれば家賃収入は得られません。次の入居者が決まるまでの間は、家賃収入がない中で、ローンを返済していかなければなりません。返済比率が高い場合には、空室期間に自己資金で対応しなくてはいけないリスクが高まります。
このようなことから、アパート経営などでは50%以下の返済比率が理想と言われます。高くても60%以内には抑えたいところですし、もし、40%レベルで経営できていたら、それはかなり優秀なキャッシュフローを生み出せる物件と言えるでしょう。
まとめ
不動産投資は、自分の現金を使うことなく、銀行融資を受けられる、家賃収入が得られるのが特徴です。
不動産投資でキャッシュを残していくには、以下のポイントに注意する投資を行うことが出来ます
- 毎月の返済額より家賃収入が高い状態で投資を行う
- 返済比率は家賃収入に対し50%以下が理想
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