株のやり方について勉強すればするほど、人が判断して個別に売買するよりも、ある一定のルールに沿って淡々と取引することが可能であるという事に気づきます。
また、機関投資家の多くはAIを活用したシステムトレードで多くの資金を運用しており、その状態を聞くにつれ、個人投資家もシステムトレードを活用した方が良いのではないかと思われるのではないかと考えている人も多いです。
現実的に、個人が株取引を完全自動化された自動売買、あるいはシステムトレードを実行することは不可能ではありません。
この記事では、自動売買の有効性と実際についてレポートいたします。
目次
株で儲けるには自動売買は有効か? システムトレードの優位性とは?
シンギュラリティ AIの性能が人間を超える日
シンギュラリティという言葉を耳にした事があるだろうか? これはAIの性能が人間の性能を超える日を意味しており、近い将来に確実に起こると理論的にはされている。
AIが映画などの世界であった時代は終わり、現実的にAIが多く社会で活躍し始めている。この現実は毎年進化していく状態にあり、今後、流れが止まることはない。
人間がこれまで行ってきた仕事の中で、機械がやってくれる領域については任せて行った方がコストは下がり、社会的には効率化する。そして、人間は人間でしかできない領域だけを担当するようになる。これが現実化している社会であり、近未来についてはこの考え方の元に人間が担当する仕事に現実的に変化が出ていくことになる。
多くの銀行で人減らしが始まっている現実
ある外資系証券会社において人間がやる役割をAIがやるようになった結果、かなり人を減らす方向に動いているという情報があった。そのような中で、2018年秋に、日本の主要銀行のいくつかが、新卒採用による社員募集を大幅に減らす発表をした。もう、AIにより人間を減らしていく流れはほぼ見えてきているのである。
株式投資においても自動売買は有効に機能し始めている
株式投資の世界においても自動売買は有効に機能し始めており、個人投資家もその恩恵にあずかれる時代となってきている。
機関投資家は専業で株式投資を始めとする多くの市場に投資を行っており、この投資パフォーマンスを最大化するためにはAIを使ったシステムトレードを行っているのが実際だ。近年の株式市場はこのシステムトレード、AIの影響により、株価が少しトレンドが見えると急に株価が上がりやすくなったり、あるいは下がったりが顕著になるようになった。このような状態になったことについて、自動売買がそうさせているのではないかと分析している見方もある。
個人投資家にとって自動売買ツールを使ってシステムトレードを実際に行うためには、いくつかのやり方がある。自動売買に関するサービスを提供している証券会社を選び、その証券会社の中で最適なやり方を探す方法や、システムトレードのプログラムを販売している会社や個人から売買ツールを購入する方法など、やり方は人それぞれだ。
蛇の道は蛇。有効なやり方についてはどんどん開拓され出てくるであろう。
F X投資においても自動売買は有効である
株式投資だけでなく、為替相場で稼いでいくFXにおいても自動売買を提供している会社は多い。自動売買、システムトレードで短期的に稼いでいくことを目標とする場合には、投資対象が株式かFXかいうことよりも、システムトレードによる勝率が高い方がどちらかが重要である。自動売買を投資の選択肢として考える場合、要は勝てるかどうかがポイントとなるので、自動売買においては株だけでなく、FXについても研究材料とすべきである。
これらかの時代、自動売買を取り入れて稼ぐことに抵抗感を持っていては稼げなくなる!
これからの時代に投資家として勝ち残っていくためには自動売買、システムトレードの導入は必要不可欠となると考えられる。
儲かるセオリーが目の前にあるとして、1人はそのセオリーを元にしながら、該当する株式を自分の手と目で探していく投資家、もう1人はシステムがそのセオリーに当てはまったパターンを自動的に探してきてトレードを行う投資家だったとすれば、本当に儲かるのはどちらの投資家であろうか。理論的に後者である可能性は高いのである。
まとめ
システムトレード、自動売買の広がりは間違いのない方向感である。だとすればその流れに乗って稼げるものについては稼いだ方が良い。
株式投資のスタンスとして、メインを短期運用による資産形成であるという場合には、株の自動売買ツールについても検証の上で、投資金額を増やしていくことを考えるべきである。
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