株式投資を始めるに当たっては、サイトの情報や投資の専門書等を購入して勉強を始める人が多いと思いますが、その中で「株って難しすぎ」となってしまう方もいらっしゃいます。私もかつてそうでした。
世界一やさしい入門書、といった触れ込みの本だとしてもページ数は200ページくらいあって、読んでいても頭に入ってこない、というケースがどうしても多いです。
この記事ではどこが難しいと感じているのかによって悩みどころが違うことに着目し、パターン別に対処法をおしらせします。自分が「難しすぎ」と悩んでいるポイントにあったパターンを見つけて見てください。そうすれば悩み解消に向けた方法・ヒントがわかるはず!
目次
「株難しすぎ」と感じる初心者サラリーマンの悩みとその対策5選
そもそも「仕組みがややこしすぎ」て難しすぎと感じる場合の対処法
漠然と株について知識を得ようとした場合、特にインターネットから情報を得る場合には情報の全体の体系が分かりづらいので、今見ている情報がどの部分について書かれているか理解できないので、全体像が把握できずに止まってしまうというケースが多いです。
株式投資戦略の全体像
ジャンル | 投資戦略 | 投資戦術(代表的なもの) | 銘柄 |
個別・株式投資 | 中長期投資 | バリュー株投資 |
東証一部/二部/JASDAQ/マザーズ |
中小型株投資 | |||
大型株投資 | |||
短期投資 | スキャルピング | ||
デイトレード | |||
スイングトレード |
- 個別株式投資という投資ジャンルをまず選択していることについて迷っているのか?
- 投資戦略として中長期に株を保有するのか、短期売買で利益を上げるのか?
- 投資戦略毎の戦術で迷っているのか?
- 戦術にあった銘柄選びで迷っているのか?
自分がどこで迷っているのかをハッキリさせて、そのテーマについて深めるように学習して行くことが重要です。
すでにこの時点で「複雑すぎ」と考える方にオススメの投資方法
サラリーマン投資家が株式投資で資金を増やして行きたいと考えている方にオススメなのは、中長期投資のバリュー株投資と、短期売買のスイングトレード、この2つです。信用取引は行わず、現物株のみで行うことをお勧めします。
理由はいずれも、元手資金は30万円程度から始めることができ、かつ、時間的に日中仕事をしている方でも出来る手法であるから!
迷っているなら、「バリュー株投資」「スイングトレード 」この2つのキーワードで学習をしていって見てください。
投資対象が沢山ありすぎて「株を選ぶのが難しすぎ」な場合の対処法
株を選ぶのが難しすぎる理由は、投資戦術が決まっていないから。逆にいえば、自分がやろうとしている投資戦術が固まれば、その戦術毎にセオリーがありますから、そのセオリーに沿って株式銘柄をスクリーニングしていけば良いのです。
あれこれ考えることが多い株式投資だからこそ、自分がどのような手法で勝とうとしているのか、その戦略戦術を明確にする必要があります。それでやって見てもし勝てなかったら、戦略戦術の中で実行力が乏しくて勝てていないのか、戦略戦術が自分にあっていないのか、そこを論理的に検証して見極めて行きましょう!
いつ買えばいいのか「エントリーポイントが難しすぎ」な場合の対処法
銘柄が決まったとしても、買うポイントを間違えてしまうと結果的に勝てない!ということは往々にして起こります。
最初にやって欲しいのは、トレンドが少し見えてきているところで買うということ。おそらく確率的に上がるだろうと予測しても、本当に上がるかどうかは分かりません。だからこそ、上がってきているトレンドが見えているということを根拠に買いに入ったほうが確実です。
中長期投資であれば多少の上げ下げということでなくて、中期的に上昇トレンドが見えているのか? あるいは今後論理的に上がる想定ができるのか? 短期投資であれば移動平均線やローソク足の関係から、明らかにトレンドに入っているのか、そこを見極めていけるように実践の中で学んで行きましょう。
不確実性の高い状態でエントリーしない。これがポイントです。
保有した「株が下がった時にどうするかが難しすぎ」な場合の対処法
損切りルールは厳格に決めておく。もうこれしかありません。中長期投資でその株に期待しているのであれば5%〜10%程度。一度売ってまたエントリーすれば良いと思えば、5%程度で損切りし、その価格に戻ってきたらまた保有しても良いわけです。短期売買であれば、厳格にいえば2%程度で損切りする方が良いです。
単純なのですが、例えば、20%下がってしまった場合、その株式価値を取り戻すには25%の値上がりが必要となります。これは計算して見て頂ければわかると思います。もし、50%下がってしまったら、下がったところから元に戻すまでは2倍、+100%の上昇率が必要となるのです。「また上がるから」というのは本当に楽観的すぎるのであり、上がるときにはパワーが余計かかるということを理解すれば、損切りの重要性はわかっていただけると思います。
仕事が忙しく「時間がないから難しすぎ」な場合の対処法
この場合、本当にないけれども株式投資がしたい、ということならば、自動売買ができる証券会社、または投資信託の購入をお勧めします。自動売買、システムトレードは自己裁量がないので怖いのですが、投資を継続してルール通りにやるという点においては極めて優秀です。マーケットの流れに沿って資金を増やすなら検討して見て損はないです!
投資は難しいと思っても諦めずに勉強を続けること!それが未来を作ります!
投資はやめてしまっては終わってしまいます。もともと、銀行口座にお金を入れておいても増えないし、老後の年金は不安だし、というような理由で投資を検討している方が多いはず。60代、70代という年代になって体がなかなか動かなくなっても、頭がしっかりしていれば稼げるのが投資の世界。まだまだ時間はあります。ゴールはしっかり投資で成功できる技術を身につけることと考えて、諦めずに勉強を続けましょう!
まとめ
自分がどこでつまずいているのかを理解して、そこに特化して理解を深めて行くこと。もうこれしか「難しすぎ!」という状況を打開する技はありません。
あとは文章で理解するのはどうしても苦手、という方の場合にはサイトや本などで理解するより、株式情報サービスを提供している方々が、無料で学べる投資講座やセミナーを開催されていますので、そういったもので学んで行くのも良いでしょう。ただし、自分の目的に沿った投資戦略なのかどうかをしっかり見極めた上でないと意味がないものになりますから、そこは注意して学んでください!
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