株スクリーニングのやり方|2倍3倍10倍に増える株の見つけ方

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松田 直樹 (Matsuda Naoki )
副業投資家|株式投資歴25年|アパート6棟122室保有・家賃年収9000万円|副業用法人5期運営・事業売上累計5000万円|株式投資歴25年|不動産投資&ネットビジネススクールBE FREE主宰|3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)

上場株式は約3600社!この中から有望な株をどのように選べば良いのか?

そのやり方として有効なのがスクリーニング機能を使うこと。様々な条件を入れて絞り込んでいくことになりますよね。

この記事では、2倍、3倍、10倍!と増えていく可能性がある有望な割安株をどのように株のスクリーニングで発見するか? という視点からお伝えして行きます。

半年から1〜2年レンジで大きく増える可能性のある株式の発見方法として、株のスクリーニングのやり方を公開しますので参考にしてみてください。

 

 

株スクリーニングのやり方|2倍3倍10倍に増える株の見つけ方

株のスクリーニングとは? 膨大な銘柄から投資銘柄を絞り込むのがスクリーニング

スクリーニングは絞り込むということです。条件を設定することで絞り込みを行なっていきます。大きく我々投資家がやるツールとしては以下の2通りになると思います。

やり方1:”株探”や”FISCO”といった情報サービスを使ってスクリーニングする

株式銘柄情報を提供しているサービスを使ってスクリーニングする方法です。証券会社のサイトでは提供していない視点や分析が可能です。ただし、そのまま取引に入ることはできませんから、スクリーニングで発見した銘柄のコードを控えて、証券会社で直近の株価等を調べていく連携を行います。

やり方2:証券会社のサイトでスクリーニングする

お使いの証券会社のサイトで相当細かいスクリーニングが可能です。基本的な視点だけで分析するなら証券会社のサイトを使うことで最新情報を連携できるとともに、すぐに取引に入ることが可能となるため、やり方1の情報サービスと使い分けを行いましょう。

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の視点を使い分ける

ファンダメンタルズ分析とは、企業業績や戦略など基本的な基礎情報を中心に分析・スクリーニングする手法。中長期の株式投資の分析方法として使われます。

テクニカル分析はチャート分析などを中心として、株価の値動きの動向や、出来高などの取引に関する情報を元に株価の動きを分析する手法。主に短期売買の時の分析方法として使われます。

 

ファンダメンタルズ分析で割安株を見つけ出そう!

中小型株を選ぶ:時価総額300億円以下をターゲットにする

まず、2倍、3倍と行った大きく伸びる企業を狙うとすると、株価のボラティリティ(変動性)が高い企業を狙うべき。とすると、時価総額が比較的小さめの中小型株がねらい目です。理由としては、企業業績の変化が株価に与える影響が大きくなるからです。トヨタ自動車やソニーのような大企業で単位株の投資金額が大きい企業では、毎日の出来高も多いのと、企業業績が巨額なので値動きのスピードや範囲はゆっくり動いていきます。反対に、時価総額が300億円以下の中小型株は、取引量もそれほど多くないこともあり、企業業績の影響などが株価に織り込まれ始めると、急激に株価が動き、短期的に株価が2倍や3倍になることもザラにあるわけです。

EPS(1株あたり純利益)が伸びている銘柄を選ぶ

株価は企業業績と密接に連動します。特に、純利益が増加すると、株価は増える傾向にあります。よって、1株あたり純利益が伸びている企業を選ぶことで、結果的に株価に反映される可能性が高くなります。

管理人が過去に成功した投資のケースでも、株価が2倍、3倍と伸びていった企業は企業業績の増加、回復がベースとしてあり、結果、年間EPSは伸びている企業ばかりででした。

企業研究はEPSにまず着目すべし!です。

 

「オニールの成長株発掘法」でもEPSへの着目が説かれている

オニールの成長株発掘法は数多くの投資家が認める名著。この中で彼は「Annual Earnings Increases」直訳すれば、年間の稼ぎの増加、すなわち、EPS、一株あたり当期純利益の増加企業に着目すべしと論じています。

具体的な条件

  • 過去5年間に年間の利益が増加し、意味のある成長が認められるケース
  • 連続増益
  • 年間EPSの増加率が25%以上、できれば100%以上

 

 

FISCOのスクリーニング機能を使って「EPS」の変化を洗い出す方法

EPSが増加している企業を洗い出すためには、証券会社のスクリーニング機能では難しいことが多いので、ここでは無料でできるFISCOを使う方法を紹介します。

FISCO

FISCO 画面

上記の画面は、FISCOの「企業報・スクリーニング」のタブを使い、左側の詳細画面で、東証一部企業のうち、3期連続で、一株あたり利益の増加企業を、MIN20%、最大100%までの範囲で洗い出した結果を示しています。

 

PBR(純資産倍率)が0.5倍から1.5倍の銘柄で絞り込む

先の方法で、時価総額が低く、かつ、EPSが伸びている企業を狙うことが基本となりますが、さらにその中でもPBR(純資産倍率)が低い企業を狙うことで株価の変動を狙っていきます。

PBRが低いということは、株価が割安である可能性が高いので、逆に考えれば株価が上がる余地が大きい企業ということになります。

ROEが5%以上で絞り込む

ROEは”Return On Equity”の略語で、「株主資本利益率」を示します。つまり、資本に対してどれだけ稼ぐ力があるか?という指標です。先のEPSとも連動することになる指標ですが、ROEで見たときに5%以上はある企業であれば、稼ぐ力が増えてきていると言えます。優良企業では、10%以上、15%以上になっているケースもあります。狙い目としては、今は5%前後だが、来期以降に10%に急激に増えるような企業を狙いたいところ。

配当利回り2%以上で絞り込む

配当利回りがついてきているとさらに安心。高配当な企業は株価が落ちにくい特徴があります。配当利回りに付いても付加条件として使ってみることで優良企業をスクリーニングできます。

 

まとめ

株のスクリーニングのやり方としては、ファンダメンタルズ分析視点で見るかテクニカル分析視点で見るかによっても変わってきます。

テクニカル分析視点で見る場合には下記の記事を参照してください。

スイングトレードに適した銘柄が見つかるスクリーニング条件とは?|株|

 

 

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