この記事ではサラリーマン投資家のための「株で儲けるコツ」を5つに絞って紹介します。
サラリーマン投資家の方は日中取引ができないと言う時間帯に制約を持っていますが、一方でビジネスマンとしてのスキルを持っていることが他の投資家にはない強みとなります。その強みを株式投資で活かさない手はありません。
ビジネスマンが持つ力を利用して株で儲けを出すためのコツは、儲けを出す仕組みを考えて実行する事! 早速ご紹介します。
目次
株で儲けるコツ 日中忙しいサラリーマン投資家が「株で稼ぐ仕組み」とは? 自分の強みを生かした仕組みを構築しよう!
戦略1:底値圏にある株を買って大きく化けるのを待つ
株で儲けを出すシンプルなポイントは安く買って高く売る事。とすれば、安い株が大きく化ける兆しを見つけてエントリーする、または予め高くなってもおかしくない株を保有しておいて値動きが出てきたらさらに買い増しすると言う仕組みで儲ける戦略です。
底値圏にある株をどのように見つければ良いのでしょうか
- PBR 1.2倍以下(1.0倍未満としても良い)
- 業績予想は黒字
- 時価総額100億円未満
- 配当に積極的
- 今後の事業戦略について発表されている
このような条件に当てはまる低位株を定期的に探す仕組みを作ってください。時価総額100億円未満でPBRが1倍を切っている株であれば、事業が堅調に推移すればPBR1.0倍の水準までは株価が上がる可能性があります。さらに、増配、今後の事業戦略のIR、事業提携などの材料が出た場合に投資家から注目が集まる事で、来期以降の利益の伸びへの期待から買いが集まります。IRレポート等を証券会社やアナリストと連携して発表している企業も注目です。そのような企業は経営者がIRに熱心ですから株主価値を高めることに真剣に取り組んでくれる可能性が高くなります。
この戦略は確実性という意味では、株を中期保有していても大きくは下がらないと思える事業が堅調な株式から、大化けする株式を狙う戦略となりますので、研究して気に入った企業があったら1単位まず保有していくというようなポートフォリオの組み方をするのがコツです。
参考:私自身が成功した方法です。
株で儲けた額は1銘柄1100万円が最高額 <体験談> 儲かる株は低位成長株
戦略2:中長期投資と短期投資を分けて株式投資する
中長期投資と短期投資では技法が違ってきます。この2つの投資バランスをどのようにするのかを事前に戦略を立てて投資金額元本の振り分けを変えていくのも株で儲けるコツです。
例えば、元本100万円を株式投資に回したいと言う場合、元本50万円分は中長期投資、元本50万円分は短期投資と財布を分けてしまい、場合によっては証券会社も分けて厳格に管理をしていきます。これだけで自分が何をしようとしているのかわかりやすくなるとともに、収益性が一目でわかり問題点も可視化されます。
中長期投資で個別銘柄を選びにくい場合には投資信託積立をセットで行うのも良いでしょう。例えば投資信託で信頼できるファンドを見つけ、一括で初期に購入するとともに毎月積立を実施します。これにより長期分散投資のメリットを得られますから堅実に資産価値を高めていく事が可能です。
短期取引はスイングトレード等の手法で自分の手で積極運用、中長期投資は安定的な利回りを目指す、このような分散戦略は株の面白みを感じながら投資できる点でおすすめします。
戦略3:資金管理を徹底する
株で儲けるコツは資金管理と言っていいほど重要なテーマです。「損小利大」という考え方で、特に短期売買においては損をし過ぎない事が利益増加に極めて重要となります。株式投資は未来がわからない中で購買しますので、予測と株価が外れることは日常茶飯事です。ここで、投資イメージと違った場合に、さっと損切りして次に向かえるかどうかが極めて重要です。損切りすることで損失は最少化し、投資効率が高まりますので徹底しましょう。
参考:株スイングトレードの資金管理必勝法|損失許容額を最初に決めるべし
戦略4:成功者の話から自分なりの仕組みを考える
株で儲ける人は自分なりの投資ルールを確立しているものです。ウォーレン=バフェットやジョージ=ソロスといった海外の超天才投資家の方々の考え方を始め、投資で成功している方々が出している書籍などからまず考え方を数多く学ぶ事が戦略を確立するためには重要となってきます。
もし、まだこのような投資戦略について深く考察した事がないと言う場合には、1度投資の手を止めてでもそもそもの考え方について勉強してみることをオススメします。それをする事で頭の中がクリアになり、自分の求めている投資方法、どのリスクをとってどのリスクを取らないのかと言ったリスクテイクの考え方などが見えてきます。
戦略5:システムトレード・自動売買を活用する
株式投資、およびFXの投資ではシステムトレード、自動売買のサービスが提供されるようになってきました。システムトレードは一定のルールに沿ってスクリーニングが行われ、ルールに合致したときだけ購買されるとともに予測が外れたときの損切りもしっかりルール通りに行われますから、これ以上厳格なトレードはありません。
短期売買を行う上で自分自身の考え方で投資することに面白みを感じるよりも、オートマティックに任せてしまう、ただし投資信託ではなくて個別運用のメリットを取りたいと考える場合には自動売買を研究してみるのが良いでしょう。
まとめ
株で儲けるコツは考え方によって様々です。今回ご紹介した低位株の大化けを狙う戦略から、自動売買ツールを活用する戦略までどの考え方を取るのかは投資家として重要な選択となります。
ビジネスマンの方は分析能力に長けているケースが多く、個別銘柄の分析を企業目線で見ながらテクニカル分析の手法を覚えれば個別銘柄投資は非常に面白い投資となります。
ぜひ自分の強みを生かして、儲ける仕組みを構築していきましょう!
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