株式投資はエントリーのタイミングが全て。
これは短期運用でも長期運用でもどちらでも同じ。
結局これまでの取引を振り返ってみても、短期も長期も、エントリーのタイミングが堅実で適切であったトレードでは利益を出すことが出来ているもの。逆に、セオリーに反したエントリーや、思いつきや願望による勝手な逆張りエントリーなどは結果的に失敗しているケースばかり。
投資に完璧はありませんが、学ぶことで確実性を上げていくことは出来ますから、株式投資で勝ち続けるために「エントリーポイントのセオリー」についてしっかり身につけておきたいもの。
この記事では「勝てるエントリーポイントを見極めるコツ」と、勝ち続けられるやり方について徹底解説します!
目次
株のスイングトレード|勝てるエントリーポイント・見極めセオリー
トレンドフォローの押し目買いが鉄板
スイングトレードは数日から数週間のトレンドの波に乗って利益を出していく取引手法。ということは、すでに出来ているトレンドを見極めて、その中で押し目買いのポイントを掴む順張りが鉄板のエントリーポイント。
押し目買いのポイント
- 直近高値を上抜けしたタイミング
- 出来高が増えてきたタイミング
- 上昇トレンドの中で陰線が数本出来たのち反転した後のタイミング
トレンドの定義とは
トレンドの定義を間違えると、そもそも上昇トレンドに入っていないのに勘違いする可能性があります。わかりやすいのは株価が上昇していくときには、必ず「高値、安値」が切り上がっていくサインが見えます。だから、トレンドラインは高値同士、または安値同士を結んでラインを引くわけです。(逆に株価が下落していくときは、「高値、安値」ともに切り下がっていくことになります。)
出来高によるサインを見逃さない
株価がトレンドの中で動くポイントでは、必ず出来高が増加するもの。じわじわと出来高が上がりつつ、株価が上昇トレンドを示しているときは投資家の注目が集まって買い圧力が高まってきている上昇ですから、株価の上昇は続く可能性が上がります。逆に、急激な急騰に伴って出来高が増加した後は、一気に株価が下がる下げ相場に変わる可能性が高まります。
特に普段は出来高が少ない銘柄において急激に出来高が上がったときには、急騰急落、どちらの可能性も出てきますので、その銘柄のトレンドに合わせた値動きを予測しましょう。
移動平均線によるサインをうまく使う
エントリーポイントを見極めるためには、シンプルに移動平均線を使って動向を見極めることは有効です。ゴールデンクロスのサインなどは有名ですが、実践的な移動平均を使ったエントリーポイントとして以下2つを紹介します。
中期上昇相場で、短期下降トレンドラインを株価が上抜け
中期的に上昇トレンドの中で、短期的に株価が下がっていた場合です。ここで短期トレンドラインを株価が上抜けしたということは押し目買いのサインとなる場合が多いもの。トレンドの傾向を見極めながら押し目買いエントリーのポイントとなります。
大幅マイナス乖離の自律反発後のタイミング
中期移動平均線は上昇傾向を示している中で、そこから大幅にマイナス乖離した後、移動平均線に近づくように株価が戻ってくる場合もエントリーの絶好ポイント。株価の上昇率としては移動平均乖離率+αとなるので大きくはならない可能性はありますが、着実に戻るタイミングだと判断できればエントリーして、小さくても利益確定を狙います。
保合い(収れん)上放れのサインを見逃さない
レンジ相場から上放れしたトレンドは、その後大きく動く可能性があります。堅実に次のレンジ相場に向けて徐々に上がるケースもあれば、一気にブレイクアウトするケースもあります。このタイミングではブレイクアウトを見込んで仕込む第一弾、傾向が見えてから仕込み第2弾と分けたエントリーも効果的。見極めのためにはボリンジャーバンドを表示させ、この後の傾向値を予測するのも判断に役立つでしょう。
レジスタンスラインを利用するエントリー手法
レジスタンスラインは高値から次の高値までをラインで引いたライン。これが過去の高値から、直近の高値が下がっている相場において、その延長線を始値が越えると上昇するという見方があります。もし、中期的に下がっている株が急に上がった場合、このレジスタンスラインによる分析をしてみると、このケースに当たっている場合があります。短期的に上昇ブレイクが出る可能性がありますのでエントリーポイントとして押さえておきたいポイントです。
「エントリーポイント」とともに、「利確ポイント」、リスクヘッジのための「損切りポイント」の決定が<勝ち>につながる
エントリーポイントの先に見えるのは利確ポイント。目標利益率を決めて利益につなげていきたいところですが、反面、予測とは反対の値動きを株価がするのは日常茶飯事。だからこそ、エントリーしたときに、利確株価目標と、ロスカット・損切りラインをどこに設けておくかというのは戦略上非常に重要なポイントとなります。
損切りラインを極めて小さく設定して、リワードについてはある程度伸ばしていくことで利益を出していくか、損切りラインはある程度(8%〜10%)とった上で、少し時間はかかっても株価が上昇していくのを待つか。この戦略と実践が、エントリーポイントを決めていくことと同じかそれ以上に利確のために重要なファクターとなるわけです。
リスクを最小化していくことで損小利大を目指すのが実は利益を積み重ねる重要な観点。エントリーポイントが決まったら、損切りラインと利確ラインも合わせて決定して行きましょう。
まとめ
株式投資はエントリーが全て。エントリーのタイミングさえよければ、利益を重ねていくのはそんなに難しいことではありません。先が読めないのが株式投資の難しさでもあり面白さでもあるのですが、後からチャートを見返せば「なるほど」と思える点も多いもの。エントリーポイントを最適化して、利益を狙って行きましょう!
ブログランキングに参加しています!記事の内容を気に入っていただけましたら、バナーのクリックで応援をお願いいたします!
コメントを残す