ファンダメンタルズで勝てない投資家の方へ|株価を予測する方法

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松田 直樹 (Matsuda Naoki )
副業投資家|株式投資歴25年|アパート6棟122室保有・家賃年収9000万円|副業用法人5期運営・事業売上累計5000万円|株式投資歴25年|不動産投資&ネットビジネススクールBE FREE主宰|3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)

ファンダメンタルで分析して投資しても中々勝てないという株式投資家の方へ、1つ、投資を改善できるかもしれないポイントをお知らせします。

それは投資対象を最後絞る時点で、その企業の「中期経営計画」をチェックする事です。

中期経営計画をチェックすると、将来の予想純利益がわかり、そこから株価の将来価格を予測する事ができます。

予測した株価を魅力的だと思えば投資すれば良いし、そこに現実性がないと考えれば投資を見送れば良いわけです。

早速具体的な方法を見ていきましょう。

ファンダメンタル分析で勝てない投資家へ〜中期経営計画をチェックして株価を予想しよう!

中期経営計画とは?

企業が3年に1回、または2年に1回などのタイミングで、今後の経営方針を発表していくものを「中期経営計画」と呼びます。決算発表の時に合わせて発表される事が多く、1度発表されると、その後のIRの発表は中期経営計画に対する目標到達分析等がされていくケースが多いです。

通常、中期経営計画の中には、現状の市場の状態や、今後の見通し、経営方針、主要な戦略と戦術、そして目標とする売上高、営業利益、ROEなどの水準が記載されています。

社長が交代したタイミングなどでもよく出されます。中期経営計画には名前がついている事も多いですね。

予想純利益を見て、将来の株価を予測しよう!

中期経営計画で一番確認するべきは利益の計画です。特に予想純利益です。中期経営計画によっては純利益ではなく営業利益で記載れている企業も多いです。その場合には、過去の実績から営業利益と純利益の関係を調べて予測したり、あるいは法人税率が約34%ですから、営業利益の約65%程度を純利益と見るという方法でも良いでしょう。

純利益が予測できれば、株価も予測できます。

株価 = EPS(1株あたり純利益)× PER(株価収益率)

この式を使って予測します。

EPSは予想純利益学を発行済株式数で割れば算出できますね。

PERはその企業がここ数年どのような水準であったかで予測します。もし、今後利益が伸びていく計画であれば多少強気に見る事もできます。例えば、ここ数年はPER10倍の水準で利益は横ばいだったが、今後、中期経営計画通りに業績が回復すると利益は伸びるので、PERも12倍、13倍の水準まで買われてもおかしくないな、といったように予測をしていきます。

予測した株価に1年後、2年後に到達すると考えた場合に、今の株価は割安と言えるでしょうか?

その答えがYESであり、現在の株価が割安だと判断したら買いですね。買って、中期経営計画期間中は応援するくらいの気持ちで長期保有していくのはどうでしょうか?

 

配当性向、配当金額から経営者の自信の程を値踏みしよう!

もう1つチェックして欲しいのは配当性向と配当金額です。配当性向を高く(30%以上程度)設定している企業は安定的な配当が出せると考えている企業経営を行えているという事ですから、企業経営者の自信がその数字に出てきます。

配当金額もチェックします。例えば2年間は保有すると考えた時に、投資金額に対して配当額がどの程度支払われるか確認しましょう。その分は最悪は株価が意に反して下がったとしても、配当金額相当分までなら実質損はない水準になりますから確認をしておきましょう!

 

まとめ

中期経営計画をチェックする事で、中長期投資の際の角度を高める事ができます。

将来の純利益額を予測することと、PERの水準を使うことで、将来の株価を予想するのです。その予想株価と現在の株価を比べて割安と思えば投資はGOです!

投資の成功。心より祈っております!

 

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