アインシュタインが人類最大の発明と言ったと言われる「複利」
複利を株式投資でうまく使っていくやり方を解説します。
株の複利運用の前に、「複利の計算ってどうやるの?」という方には
すぐ使える「複利計算機サイト」がありますから使ってみましょう。
運用利率(年利)を決めて、何年間投資するか設定してみてください。
ビックリするくらい増えていると思います。
このインパクトのある増え方を株式投資で生かしていく方法です。
目次
複利で増やす株のやり方|複利効果・複利運用のメリットを株に生かす方法
複利効果を株式投資で生かすのは「配当再投資」戦略
配当金を同じ株式の購入に回していく戦略が「配当再投資」戦略。これであれば複利効果がジワジワ効いていくことになる。もちろん、株式価格と保有株数によっては、配当金で現物株を買うことができない株式銘柄もあるので全ての株式銘柄でできるわけではないが、年2回の配当のチャンスを生かして複利効果を効かせていくことができる配当再投資戦略は、長期投資に向いている。
配当再投資をすると、株価が下落しても初期投資からマイナスになる確率が低くなっていくのもメリット。もちろん、株価上昇なら効果はさらに高くなる。しっかり配当を再投資しておけば、仮に将来的に株価が下落したとしても、複利効果が効いて増えていた部分が出てくるため、株価下落しても元本価値は損なわれないということ。
残念ながら、日本株の再投資を自動的に行える証券会社はない。
残念ながら、日本株で配当再投資を自動的に個別に行える証券会社は、2019年3月現在の管理人調べでは存在していない。よって、これをやるためには、自分で配当が出たら再投資を行うという方法しか取れない。ということは、配当金で単位株が購入できる銘柄でないと配当が出た都度の再投資は不可能であるとともに、単位株が買えたとしても残金が発生した場合、その残金は効率的に再投資できない。
日本の個別株で配当再投資を行うのに適しているのは、中小型株で配当利回りが良い株式を保有していく戦略となる。その場合、配当利回りそのものが複利効果になるわけではないことになるので効率は落ちていくのがこの戦略のデメリットとなる。
投資信託で「分配金再投資」を行えるファンドを購入する
株式投資で複利効果を得ようとした時には個別株式だと運用の手間が発生するので、投資信託で分配金再投資を行えるファンドを購入する方法をとったほうがラク。自動システム運用でコンピュータAIが投資をするタイプから、老舗の実績ある投資ファンドまで様々ある投資信託であるが、分配金再投資をうたっている会社から選ぼう。気をつけなくてはいけないのは、手数料が高いものを選んだ場合、配当が再投資されたとしても手数料と相殺されるだけというような水準であればあまり意味はない。できるだけ手数料が安く、かつ、分配金が再投資されるタイプがオススメだ。
「毎月分配型」の投資ファンドは複利効果が効いて来ないので要注意。つまり、毎月分配金を受け取ってしまっているということは、元本自体は増えていないということになるので運用成績が伸びるのに複利効果が見込めないということなので、複利効果を目指すなら避けたほうが良い。
米国株のDRIP(配当再投資)を利用する
DRIPは米国株で用いられている制度で、配当再投資を効率的に行える。端数が出たりしてもしっかり再投資されていくので、個別株式の配当再投資がバッチリ行える。
日本の証券会社でDRIPに対応していて米国株を購入できるのは、2019年3月現在管理人調べで「サクソバンク証券」のみである。
サクソバンク証券の米国株投資の場合、気をつけたいのは、特定口座の源泉徴収有り口座の開設ができないため、株式譲渡益が出た場合には確実に確定申告が必要となること。
米国株を長期投資で保有したいと考えている方には魅力的な証券会社であり活用したい方法である。
まとめ
少しでも効果的に投資運用を行うために、複利効果を株式投資で効かせていくためにはいくつか方法はある。
- 配当を再投資する方法
- 投資信託で複利効果が得られるファンドに投資する方法
- 米国株で配当再投資を行う方法
これらから、うまく投資スタイルに合う方法が見つかると良いですね!
投資の成功を祈っております!
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