株初心者のための【株の基本・クイック確認マニュアル】勉強はココから!

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松田 直樹 (Matsuda Naoki )
副業投資家|株式投資歴25年|アパート6棟122室保有・家賃年収9000万円|副業用法人5期運営・事業売上累計5000万円|株式投資歴25年|不動産投資&ネットビジネススクールBE FREE主宰|3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)

株式投資を始めたい! 

株を始めてみたけれども情報を整理したい!

という株初心者の方に、この記事では株式投資の基本となる戦略的な考え方用語の意味をクイックに確認できるように情報を整理しています。

株式投資はなかなか複雑な用語が多くて難しいと感じる方が多いと思うのですが、考え方を整理してインプットすればそんなに難しくはないので、ぜひモヤモヤしている部分を整理してみてくださいね。

 

株初心者のための【株の基本・クイック確認マニュアル】勉強はココから!

株の基本の勉強は、自分の目的に合わせて勉強するのが効率的。

まずは自分にあった投資方法や目的を整理していきます。次に用語や具体的な始め方をご紹介しますのでクイックに確認していきましょう!

株式投資の基本戦略〜目的に応じてスタイルを選択しよう

一口に株式投資といっても、投資する期間や株式銘柄の選び方をどうすれば良いか?という部分で考え方に違いが出ます。大きく分けて4つの方法を紹介しますので自分にあった戦略を先ずは選んでみましょう。

  1. 長期保有
  2. 割安株・バリュー株投資
  3. 短期売買
  4. 投資信託の活用

 

基本戦略1 長期保有 〜毎年の配当収入を得ながら、長期的にキャピタルゲインを狙う

文字通り長期間保有していく戦略。3年、5年、10年といった単位で保有していくイメージで投資戦略を組み立てます。

長期保有に適している株式は、安定した業績を出している企業で、業界も安定していて、配当が良い企業が良いです。株価は企業業績(特に純利益額)と将来性に密接に連動します。購入時点の株価より売却時点の株価が高い方が良いわけですから、今から5年後、10年後でもその業界が繁栄し、企業価値が継続的に維持されている企業に投資するイメージです。

結果的に日本を代表する企業銘柄に投資することになるでしょう。

 

配当金は通常年2回支払われます。配当金が株価の何%程度になるかを示すのが「配当利回り」。配当利回りが3%以上あればかなり高配当、2%代でも優良企業です。配当金が支払われたら、その都度引き出して使っていけば生活に潤いが出ますし、使わずに貯めていくとそれだけで結構な額が貯まることに!

長期投資のデメリットは日本を代表する企業銘柄を選んでいくことになるので、投資の最小単位が高額になりがち。50万円以上はないと最低単位で投資できない企業も多いので、ある程度の資金が用意できる方に向いている投資と言えます。

 

基本戦略2  割安株・バリュー株投資 ~ 今は安値だが将来大きく上がる株を狙う投資!

 

今は安値圏にあるものの、ここ数年で大きく上がる可能性がある株式銘柄に投資していく戦略が「割安株・バリュー株投資」です。

割安の意味は、将来期待できる価値よりも今は割安、という意味。バリュー株とは、お値打ち株という意味で使われます。

どういうことかというと、例えば数年前業績が非常に良かった企業が、何かの原因で業績低迷し株価も低くなってしまっているとします。この企業を分析したら「今後以前のように回復する」という事が予測できたとしたら、株価が安い「今のうちに買っておいたほうが良い」という事になります。なぜなら、業績が回復すれば、株価もそれに対応して上がっていく事になるからです。

他のケースでは、「新興企業で事業は伸び盛りだけれども、株価的にはあまり評価されていない」という時も狙い目。少しリスクはありますが、大企業が不祥事を起こして株価が大きく下がった時も投資タイミングとなり得ます。このように何らかの理由で割安な水準の時に購入していく戦略が、割安株・バリュー株投資です。

メリットは大きく株価を上げる可能性がある事。2倍、3倍、時には10倍ということもあり得ます。反対にデメリットは低迷が長く続いて株価を下げたりすることもあり得ます。大きく上がる夢が見られる可能性がある反面、うまくいくかどうかの確率はそれほど高くないというのが割安株・バリュー株投資。ただし、低迷している株価が純資産額程度で評価されているなど、それ以上は下がらない水準にある場合には損する確率も低いので、投資の旨味という意味で面白い投資になりますよ。

 

基本戦略3 短期売買(デイトレード・スイングトレード)

数秒単位で取引を繰り返すスキャルピング、1日の中で売買するデイトレード、数日〜数週間で取引をしていくスイングトレード、これらは短期売買の手法です。

短期売買は、取引回数を多くし、一回の値動きでの利益は低くても回数を重ねることで資産を増やしていく考え方の投資方法です。

主な考え方としては、元手の資金を決めたら、そのうち1銘柄に10分の1程度ずつ投資をしていき、少し下がったらサッと損切り、上昇傾向にある株式には機動的に資金を集めるなどして投資効果を高めていくやり方です。企業業績などのファンダメンタルズ(基礎)はあまり見ずに、チャート分析などのテクニカル要素のみで取引をするのが一般的。

メリットとしては常にその日の市場で動いている株式銘柄を見ながら取引するやり方なので、株価のトレンドをうまく察知する分析力や瞬間的な意思決定力がある人であれば大きな失敗もせずコツコツと利益を積み上げられる可能性が高い。デメリットは市場に張り付く必要があるので時間が取られる点、および、もし意思決定を瞬間的に間違えると損失を出してしまう点です。短期売買の中でもスイングトレードという数日から数週間の中で取引する手法であれば、サラリーマンのように日中時間が取れない人でも短期売買は可能となるので、時間のない人はスイングトレードを手法として活用しましょう。

 

基本戦略4 投資信託 〜 株と投資信託の使い分け

 

これまで個別株式の投資戦略を紹介しましたが、個別の株式を買うのはどの銘柄を購入して良いのか分からないという場合には、投資信託を活用するのも有効です。投資方針がファンド毎に定められており、国内株式中心のものから海外株式や債券に投資するものまで様々なものがあります。運用をお任せできる点で手間がなく楽です。

ただし、投資信託は必ず儲かるものではなく、プロが運用していても成績がマイナスになる可能性もあります。また、手数料がかかりますのでその点は注意点です。個別株式と比べると急激な利益は狙いづらいのが投資信託となりますが、運用を任せられるメリットを取れば有効な投資手法となりますね。また、投資信託は積立型で資産を形成するには向いていますね。

 

株初心者のための【株の基本・クイック確認マニュアル】〜株式投資の基本用語〜

銘柄

各企業の株式のことを「銘柄」と呼びます。

約定

株を売買して取引が成立することを「約定(やくじょう)」と言います。

 

成り行き

株を売買する際の注文方法です。今取引されている株価に近い価格で売買を成立させる買い方・売り方が「成り行き」注文。とにかく注文を成立させ約定させる事を優先します。

 

指値

株を売買する際の注文方法。いくらで買う、いくらで売る、という値段を明確にして注文を出す注文方法。

 

逆指値

一定の決めた価格に達した場合に売却するなどの条件を事前に決める注文方法。すでに保有している株式を売却する際の注文方法として使われる。

 

損切り

保有株式銘柄の株価が購入価格より下がった場合、それ以上下がる事で損失を拡大するのを防ぐために売却する事。ロスカットとも呼ばれる。もう1度購入価格より高くなるのを待ったとしても上がる確証はなく、そのまま売却しないで含み損を抱えたままにしておくと資金の投資効率が落ちるため、損失を確定させ、その資金を次の投資に向かわせるのが基本。

単元単位

株式銘柄によって最小取引の株数が決まっており、単元と呼ばれる。1株単位で売買できる銘柄もあれば、100株単位や1000株単位の場合もある。最近では100株単位で取引できる銘柄が多く、大型の銘柄では1000株単位の設定の場合がある。株価にもよるが、単位株数が多い銘柄は1度に必要になる資金が多くなる。反対に、100株単位や1株単位で売買できる場合には1度に必要となる資金が低額で投資できるため、その株式の流動性が上がりやすい。

 

信用取引

証券会社からお金を借りて株を買ったり、株式を借りて株を売ったりする事ができる取引手法。証拠金を差し入れる事で、その証拠金の3倍程度まで借りる事ができる。売買の利益が出た時には大きな利益を取れるが、損失も同じように大きく出るので、投資に慣れていない人が使うと大失敗につながる可能性もある取引方法。

 

PER

株価が1株あたり純利益の何倍かを示している倍率のこと。現在の株価が、その企業の業績水準と比べて割高か割安かを判断する場合に使われる。成長性があまりない業界や企業ではPERは10倍を切っていることもある。業績が比較的堅調な企業で15倍から20倍、将来性が非常に大きいと判断されている企業だと30倍以上つくこともある。売買したい株式銘柄のPERをライバル企業と比べて割安・割高を判断したり、その株式銘柄の過去のPER水準と比べてみることで、現在の水準が割安か割高か判断できる。割安と判断できるならば積極的に買っていくことで将来の値上がりを期待できる。

 

PBR

時価総額が企業の純資産金額の何倍かを示している倍率のこと。企業の純資産金額とは、もしその企業を今清算したとすると会社に残っている資産の金額。時価総額は株価×発行株式数で求められる。もし、PERが1倍を下回っているとすれば、企業の実態価値よりも株価は下にあるわけなので、純資産的に言えば割安ということなる。1倍を切っているのに将来が有望な株式銘柄があればそれは買いということ。

 

 

株式投資の始め方〜まずは証券会社に口座を開設

株式投資を始めるためには、まずは証券会社に口座を開設するところからがスタートとなりますね。今はネット証券に口座を開設して、証券会社の口座に銀行口座からお金を振り込むことで投資の元本が確保できる形となります。

SBI証券や楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券など、主要なネット証券会社であればサービス内容は大きくは変わりありません。

まとめ

株式投資の基本は単純と言えば単純。安く買って高く売る。もうこれしかないです。

株価には定価がないため、その企業の価値が今どのくらいであるのが適正か?というのを投資家として判断し、割安と思えば買っていくということになります。

その時に投資方法としていくつかのスタイルが出てきます。今回紹介した長期投資なのか短期売買なのか、といった投資スタイル>をまず先に考えていくと良いでしょう。その上で<必要となるスキル>を学べば、株式投資を自分の武器にし、将来への資産形成が行えます!

 

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