株初心者の方が「株式投資を勉強したい!」とサイトや書店で調べてみても、「これはちょっと専門的すぎるな〜」「複雑で何が大事か分からないな〜」など、情報が多すぎて戸惑うことが多いのではないでしょうか? 「こんなに覚えることあるの??」と思うと、ちょっとゲンナリしますよね。
この記事では、これから株式投資を始めたい、または、もう始めているけれども自分にあった投資法を研究しているという方が、「自分に合った儲かる投資法」を見つけていくための学びを、<3ステップ>に分けて掲載しています。
この3ステップに沿って、基礎知識を身につけながら学んで行けば、自分にあった投資方法を考えていくことができますので、一緒に考えていきましょう!
目次
ステップ1「市場と株価の基礎」を学ぶ
まずは株式を売買することができる「市場」についてと、「株価」の基本を学んでいくことで、株の売買の全体像を理解していただきたいと思います。
1度簡単に仕組みと流れを理解してしまえば、グッと株式投資への理解が深まりますので、基本をサッと頭に入れてしまいましょう! 普段よく見るネットニュースや新聞記事などからも株式投資の事を学びやすくなります。
証券取引所と市場について
どこで株式は売ったり買ったりできるのか?というお話です。私たちが「株式を売買する」という事は、「証券取引所」に上場している株を「証券会社」を通じて売買する事なんです。インターネットの商品売買に例えれば、「ヤフオク」や、「メルカリ」などの流通プラットフォームにあたるのが「証券取引所」になります。
日本の証券取引所は東京、大阪、名古屋、福岡の4箇所になりますが、東京の取り扱いが極めて大きいため、基本的には「東京証券取引所」、略して「東証」に上場している株式銘柄を売買することになると考えていただいて良いと思います。
さて、その東証の中に、さらに市場カテゴリーが4つあり、それぞれの市場ごとに違う企業の株式が流通していますので、市場についても覚えておきましょう。
第一部(東証一部)
第二部(東証二部)
マザーズ
JASDAQ(ジャスダック)
この4つです。初心者の方は、上場審査基準が厳しく、大規模で有名な会社が中心の<東証一部>の株式銘柄を基本的に考えていく事をオススメします。理由は、東証一部は売買する人の数が多く、日々本当に多くの取引が行われているため、買う時も売る時もタイミングを逃さずに取引することが可能だからです。また、株主に対する企業情報の開示に積極的な企業も多いので安心です。もちろんマザーズやJASDAQにも魅力的な企業は多数ありますので、慣れてきたらチェックする市場の数を増やすようにすると良いと思います。
証券コードについて
上場企業に割り当てられる4ケタの数字のことを『証券コード』(銘柄コード)と言います。
株価について
1株あたりの値段が「株価」です。
上場企業の株式には特に「定価」があるわけではなく、値引きとか値上げとかそういう考え方は存在していません。
ある株を売りたい人の<売りたい値段・株数>と、買いたい人の<買いたい値段・株数>が一致した時に売買が成立し、売買が成立した時の価格が、その時点での<株価>となるのです。ですので、株価は常に変動しています。株式の売買が成立することを「約定(やくじょう)」と呼びますのでこれも覚えておきましょう。
例えば、売り手側に、「1000円指値で500株売りたい」Aさんと、「1200円指値で500株売りたい」Bさんがそれぞれ売り注文を出していたとします。この時に、買い手側に「800円指値で500株買いたい」Cさんがいたとします。これでは売りたい人と買いたい人の需給が一致していませんので約定しません。ここで、Cさんがこのままでは買えないので「1000円指値で500株買いたい」と買い注文を変更すると、Aさんの株を買うことが出来るということになります。Bさんの株は1200円で買ってもいいよ、という人が出てくるまで売れないんですね。(ここでは簡単な例として出しましたが、実際には数多くの注文と、買い方、売り方のオプション(成り行き、指値、など)がありますのでもっと複雑になります。)
証券取引所の取引時間は平日の9:00 ~ 11:30(前場)、12:30 ~ 15:00(後場)となっています。この時間中に、売り手と買い手が様々な株式の売り買いをしているんです。売買の注文は証券会社を通じて(多くは証券会社のネット口座のシステムを通じて)出すことになります。
株価は毎日<4つのタイミングでの値段>が記録されて、新聞やネットニュースでシェアされていきます。この4つの名前は覚えておくと、ニュースやチャートを理解することが出来ますので理解しておきましょう。
始値 | その日最初に売買された株価 |
終値 | その日最後に売買された株価 |
高値 | その日最も高く売買された株価 |
安値 | その日最も安く売買された株価 |
取引できる単位株数
企業によって「何株単位で取引できるのか?」ということが違うのです。
1株単位から取引できる企業もあれば、100株単位の企業もあれば1000株単位の企業もあります。
例えば、株価1,000円で、単位株数は1,000株だった場合、1,000円 × 1,000株=1,000,000円となりますので、最低でもその企業の株は、100万円ないと投資が出来ない事になります。
同じ株価1,000円でも、単位株数が100株であれば、1,000円×100株=100,000円となりますので、10万円あれば最低投資ができるという事です。だいぶハードルが下がりますね。
初心者の方は、単位株数が100株単位で投資できるような「中小型株」と呼ばれる株式から検討するケースが多くなると思います。
時価総額と日経平均株価について
あともう少しだけ言葉を覚えておきましょう。
企業が発行している株式の総数と、一株あたりの株価をかけた金額が「時価総額」と呼ばれる額で、その時点の企業価値の総額を表す金額として使われていますので、覚えておくとよいです。
代表的な株式指標として「日経平均株価」があります。これは東証一部に上場している会社のうち、様々な業種から225社を東証が選び、その株価の平均を示している指数(INDEX)です。いってみれば、日本の代表225社の株価の平均ですから、今の日本の景気動向などと連動して考えられますので代表性を持ってニュースなどでよく扱われます。
(同じように「JASDAQ平均」「マザーズ総合指数」なども証券取引所ごとの代表値です)
その他にも、PER、PBRなどに代表される株価に関する指標はたくさんありますが、一度に全部覚えるのではなく、ご自分の投資スタンスを決めながら必要となる指標について学んでいくのが効率的だと思います。
ステップ2「株で儲かる仕組み」を学ぶ
基本を押さえたところで、実際に「どういう時に儲かるかのか」「どういう時に損するのか」ということについて学んでいきましょう。ちょっと慣れない言葉があるかもしれませんが、考え方はシンプルです。
株を買った値段より高く売る
1番基本になるのがこの考え方です。買ったときの値段より、売ったときの値段が高ければその差額が利益になるという事です。
例えば株価1000円の株を100株購入します。支出は10万円です。この株式を株価1200円で売ったとすれば収入は12万円になります。差額の2万円が利益ということですね。(実際には購入と売却時に数パーセントの手数料を証券会社に支払う必要があるのと、利益額から所得税を払う必要があります。2018年8月現在の株式の譲渡益に対する所得税率は20%ですので、このケースでは20,000円×20%=4000円が利益から差し引かれます。)
株価はどのくらい高くなったり安くなったりしているのでしょうか? 株式の世界では、短期間に10%、20%の値動きは普通にありえますし、気づけば2倍、3倍になっていたということもあります。長期投資であれば10倍、100倍という事すらあり得ます。例えば、2017年の1年間で見ると、最も値上りした株は健康食品や通信販売を手がける「北の達人コーポレーション<2930>」。2016年末の株価125円※から2017年12月29日には1455円と、なんと1年間で11.6倍も株価が値上がりしました。※株式分割による調整含む実質株価
株は安くなる可能性もある
当然ですが株価は安くもなります。しかも、株価は上がり続ける可能性があるのと同様に、下がり続ける可能性もあります。買った値段より安い値段で売却すれば損失が出るわけですから、実際に安くなってしまったときにどうするか?は投資家として最初にスタンスを決めておかないといけない問題です。そうしないとアタフタしてしまって売り時を逃し「あのとき売っておけば良かった」と後悔してしまう原因になります。
ある一定の価格で損を出して損失を確定することを「損切り」または「ロスカット」と言います。10%安くなった場合、などある一定のルールの元、損失の額を大きくしない、つまり、損しすぎない事をベースにしながら、儲けを出すことを目指していくのが一般的です。
下がり続けた株の売り時を逃して、買った価格と余りに安すぎる価格に株価が下落してしまい、売ろうにも売れない状態になってしまった株式のことを「塩漬け」「塩漬けにしている」などと言います。そうならないようにタイミングをみて取引をしていくことが重要です。
株が安くなる局面でも、儲けることはできる
「信用取引」という取引方法を活用すると、株価が下がっているときでも、儲けを出すことができます。
信用取引とは、わかりやすく言えば、証券会社からお金を借りて取引するとお考えください。自分の持っている資産以上に取引ができますから大きな利益を狙うことができます。一方で損する場合にも大きな損失を出してしまう可能性がありますので大変注意が必要です。実際の取引には証券会社に一定額の証拠金と呼ばれる金額を預けておくことなどルールが様々必要になります。現在、証券会社経由で取引されている投資家のうち、約25%の方のみが、このリスクを理解した上で信用取引を活用した取引をされているそうです。
さて、では信用取引を使うと、なぜ株が安くなっているのに儲けることができるのでしょうか?
取引の具体的なケースを考えて見ましょう。例えば、株価1,000円の株を100株分、証券会社から借りて市場で売ります。実際には株式がないのに売ることになりますから「空売り(からうり)」と呼ばれます。売った価格は100,000円、10万円の収入があったとします。しかし、この株は借りている株ですから、ある一定期間後に、証券会社に返却しなくてはいけません。
返却するためにはどうすれば良いか?というと、株を市場で買い戻して、返却することになります。同じ株を、同じ数量、<買い戻す>必要があるのです。同じ株を市場から買い戻すときに、一株800円で買い戻せたとしたらどうでしょうか? 買い戻すときにかかるコストは、800円×100株=80,000円となります。8万円の支出ですね。
この取引を総合してみましょう。最初に売ったときの収入が10万円で、返すときの支出が8万円ですので、差し引き2万円の利益です。(実際には手数料が数パーセントと、株式投資の利益には所得税が20%かかりますので、1.5万円程度の手残りとなりますね。)
この「空売り」と呼ばれる信用取引を使った手法を使うことで、相場が下がっているときでも利益を出す事ができるのです。注意が必要なのは、買い戻す時に、株価が最初に売った値段より上がっていた場合です。この場合は逆に買い戻しの費用がかさむことになりますので、利益が出るのではなく損失を出すことになります。
配当で儲ける
株式で重要なのは「配当」です。もともと株式会社の所有者は株式を持っている資本家です。株式会社は、年間の事業活動で儲けた利益の中から一定額を株主に返すのです。これを「配当」と言います。
一般的には、1株あたりの株価に対して年間の配当額の割合が2%程度配当されると優良な株式とされるケースが多いです。100万円保有していて、年間2万円配当があるという事ですね。今、銀行に預けてもほとんど利子はつきませんから、2%でも相当優秀な利率だと思います。
また、企業は配当を税引後の利益である「純利益」の中から配当を支払います。純利益のうち何%が配当に回るかという率を、「配当性向(はいとうせいこう)」と呼びます。配当性向50%なら、その企業は毎年儲けたお金の半分は株主に還元して、半分は次の企業成長のために企業内に残していく、という経営方針であることになります。企業が配当額を上げることを「増配」、逆に下げることを「減配」、ゼロになってしまうことを「無配」と呼びます。
配当については期間ごとに基準日と呼ばれる日を設定し、その基準日をまたいで株式を所有している株主に配当を支給します。それゆえに、配当目当てで基準日直前に株式を購入し、基準日に保有し配当を確定させたあとで売却する短期的取引を行う投資家も多いです。また、基準日に株式を保有していると、配当と同時に、「株主優待」についても権利を得られるので、株主優待が得られる企業の株式を保有する場合には、この基準日についてはよく調べて検討していく必要があります。
ステップ3:「株式投資のスタンス」を学ぶ
ここまで基礎的な知識と、なぜ株式投資でも儲ける事ができるのかを学んできました。ここまでの知識を活かしながら、どのようなスタンスで株式投資を行うのか、3つの代表的な手法と、投資信託と呼ばれる投資法について説明して行きますので、自分にあったスタンスを考えて行きましょう。
デイトレード
その名の通り、1日の中で取引を終了させるスタイルです。市場が空いている時間に張り付き、買いで参入してその日のうちに売るのか、あるいは信用取引を活用して売りで参入してその日のうちに買い戻すのか、非常に短期的な取引手法です。
はっきり申し上げて、個人投資家で株式初心者の方には全くオススメ出来ない方法です。理由としては3点あります。
理由の1つ目は、株価の値動きを予想する事、特に1日の中での値動きの予測は非常に難しい事です。デイトレードで狙うのは1日の値動き幅がある程度ある株式となりますが、そうした株式は売買しているプレイヤーが多いため、短時間で注文を出していく作業に慣れていない初心者が画面の前でまごまごしているうちに、予想以上に株価が動いてしまって、買い時や売り時を逃してしまう、というのは往々にしてある事です。
理由の2つ目は、そもそも機関投資家と呼ばれる大口の投資家は、コンピュータ、AI等のシステムを利用して取引を行なっているケースも多く、そうしたコンピュータベースの相手と戦って勝つのは至難の技だという事です。損する可能性が非常に高くなります。
理由の3つ目は、そもそも時間が十分にある方でないとこの取引方法は使えません。副業で稼ごう、という方には全く向いていません。
中長期投資
株式を長期間にわたり保有してから売却する事で、売却時のキャピタルゲインと、保有期間中の配当を利益として出していくスタイルの投資です。株式投資の王道とも言える手法です。
中長期的に「安定成長できそう」と考えられる企業を、その企業が販売している商品サービスの内容や会社の業績、経営者の考え方などから判断して投資を決めていきます。「この株は買いだ」と決めて将来を期待できる企業の株式を購入し、本当の意味で<株主>として企業成長を応援していく、というのは楽しい投資でもあります。年に1度の株主総会に参加して経営者の考え方を確認したりするのも勉強になりますし、株式優待が魅力的な会社であれば、毎年ある時期に優待品が届くというのはこれも投資の楽しみになります。
中長期を考える上では景気動向も抑えておく必要があります。基本的に株式投資は「インフレ」に強い投資と言われていて、長い目で見て世の中の物価が上昇する傾向にあるときには、現金を保有しているよりも株式で保有している方が一般的に有利と言われます。理由は、株式は景気に連動する可能性がある資産ですので、インフレ傾向の中で企業価値も増加する可能性が高いということです。今後の景気動向の視点も考えて中長期投資を組み入れることを検討してみると良いのではないでしょうか。
中長期株式投資のデメリットは、しばらくの期間は投資した資金は動かさない事が前提となることです。基本的には余剰資金で投資は行わなくてはなりません。急に資金が必要になった場合などに困ってしまっては元も子もありません。(一部の証券会社では保有している株式を担保に一時的にお金を貸してくれるサービスを提供している会社もありますのでそういうローンを利用するという手はあります)また、長期保有だからと言って株式を発行している企業動向のチェックを怠ってはいけません。なぜなら、突然不祥事や悪いニュースが出てしまい株価が急落することは無いとは言えないからです。
スイングトレード
一般的に株式相場は上昇する局面もあれば、下降する局面もあるのが普通です。1つの株式で見ても、上昇している局面もあり、下降している局面もあり、ということになります。スイングトレードはこの傾向を利用して、数日単位で株が上昇しているという局面では買いを入れ、株が下落しているという局面では信用取引を使って売りから入ることで、両局で利益を狙っていく投資手法です。デイトレードでこの取引を行うのではなく、数日、あるいは数週間単位のスパンで取引を行う手法となります。
この手法は、日中に場に張り付いている事ができないサラリーマンでも取り組める手法です。例えば夜にその日の相場や傾向を確認して、翌朝一番の取引に向けた注文を入れていく、というような取引の仕方になります。
これはスイングトレードだけに言えることではありませんが、投資家自身が、その企業の値動きについて研究できている場合には有利な手法ともなると思います。サラリーマンの方であれば、自分が属している業界の企業の株式でこれまでもずっと株価、企業業績の動向はチェックしてきたので、値幅についてもある程度予測できる、などのケースにはやって見ても良いのではないでしょうか。
スイングトレードについては、プロの投資家や株式情報を出しているサイトなどが、一般の投資家向けに情報を出しているサービスを提供している場合もあります。そういったプロの目線やデータを組み入れて、投資を進めていくことでリスクを減らしていくということも、個人投資家としては考えていくべき投資スタンスとなると思います。
投資信託の購入
ここまで個別の株式を売買するケースを前提にご紹介してまいりましたが、「投資信託」と呼ばれる、プロの投資家にお金を託して投資してもらうという手法もあります。投資信託ではまず、投資の方針が明らかになっています。例えば、「成長中小型日本株投資ファンド」「日経225インデックスファンド」などのように、<どういう株に投資するか>ということを商品ごとに予め決めて投資家を募集し、1つの株式だけに投資するのではなく、複数の株式に分散投資して運用してくれます。投資信託は、1口の金額が決まっており、何口投資するかは自由です。また、売却も可能です。
メリットは、プロのファンドマネージャーが運営している投資になりますので、個人投資家が得ている情報とは比べ物にならない情報を元に投資を決定していることからくる安心感があります。また、複数の株式を組み合わせた分散投資となりますので、メリットも分散され大きな値動きにはなりませんが、リスクも分散されるので、うまく運営されている投資信託であれば中長期的に安定した値上がりが期待できます。
デメリットは大きく2つあると私は考えています。1つ目は信託報酬、口座維持手数料などが高額である事。結構高いです。ここはよく投資する前にチェックして見てください。もう1つは売れない株式や商品を組み合わせて売っているだけの投資信託もあり得るという事です。私は投資信託を利用する場合には、大きな会社がやっているかどうか、という視点よりも、ファンドマネージャーの顔が見えて、どのような投資スタンスで運営していくのが良くわかる、小さい会社が運営している投資会社が発行している投資信託に投資して、手数料は多少高くても、安心して投資できる道を選んでいます。
投資信託は月々積み立てていく「積立投資」とも相性が良いです。積立を長期期間おこなうことで、短期的な値動きに左右される取引をするのではなく、長い目で資産を形成していく事ができます。また、「積立NISA」や「ideco」と行った節税メリットがある制度と組み合わせて積立投資を長期間行うと、節税面でのメリットが複利的な効果をもたらしますので将来に備えた資産形成には最適な方法ともなります。
まとめ:「自分にあった方法」を考えよう
ここまでご紹介したことは本当に基本的なことですが、株式投資の流れやスタンスについて「自分にあった方法」が見えてきたのではないでしょうか。
最後に投資スタンスについて振り返って見ましょう。
この中から1番ご自身のスタンスに合うものを選んで、学びを深めていきましょう。
デイトレード
1日の中で売買を行う手法。短期的に利益は狙えるが、日中時間がある人でないと出来ない。また、プロの機関投資家を相手に張り合うことになるので、初心者には難しい難易度が高い手法。
中長期投資
成長を期待できる企業の株式に投資して、中長期的に保有することでキャピタルゲインと、配当を狙う手法。余剰資金が手元にあり、現金で貯金しておくよりも投資に回したいという方にオススメの王道投資。
スイングトレード
デイトレードまでは細かくなく、数日単位で上昇局面と下降局面の波を捉え、取引を行うことで利益を狙う。夜間などに前日までの値動きを研究して投資できるのでサラリーマンにも可能。
投資信託
プロが募集している投資商品を購入する手法。投資方針は商品ごとに決まっており、かつ、複数株式に分散投資をプロが行ってくれるのでリスク分散される。手数料が高いのが難。長期積立やidecoなど節税と組み合わせた資産形成に適している。
どうでしたか? ここから投資にあたり、さらに学びを深めていくことになると思いますが、まず「自分にあった投資方法」を決めてから、その投資方法に合わせて様々なことの学びを深めていくことをオススメいたします。
そして、「実践」しなければ何も始まりません。少額から株式投資は可能ですので、ある程度考えがまとまったら、あとは実践の中で学んでいくと良いでしょう!
ここまでお読みいただきまして誠にありがとうございました。
ブログランキングに参加しています!記事の内容を気に入っていただけましたら、バナーのクリックで応援をお願いいたします!