株式投資の世界で、チャートを見るときに「ローソク足」は欠かせない情報です。
このローソク足の見方について初心者の方にも分かりやすく紹介します。
ローソク足については、様々なサイトや初心者用の本で解説されていますが、分かりづらいな感じることもあります。そこでこの記事では、初心者の方にも分かりやすくポイントを絞ってシンプルに解説いたします。
目次
ローソク足の見方を分かりやすく解説!
ローソク足には、陽線と陰線がある。色は会社によっても異なる!
なんとなく、ローソク足は株価の値上がりを示しているか、値下がりを示しているのかは分かる方が多いと思います。
値上がりを示しているのが「陽線」
値下がりを示しているのが「陰線」
これが基本です。
ただ、サイトや証券会社によって表示されている色が異なりますので注意しましょう。
下記はヤフーファイナンスです。陽線は「白」、陰線は「青」です。
下記はSBI証券です。
こちらですと、陽線は「赤」、陰線は「青」です。
どれが陽線か、どれが陰線か、この見極めが最初はできるようになりましょう。
ローソク足の単位。1本1本は「ある時間内の値動き」を表している
ローソク足は、1本1本がある時間当たりの株価の値動きを示しています。
1分足であれば、1本1本は1分間の値動きを表します。
5分足であれば、1本1本は5分間の値動きです。
15分足であれば15分間の値動き。
日足であれば1日の値動き。
月足であれば月の値動き。
というように、1本1本が「ある時間」を示しているという事を覚えておいてください。
ローソク足の「陽線」の見方
まず値上がりを示す陽線です。
①が、開始時点の値段=始値(はじめね)です。
②が、終了時点の値段=終値(おわりね)です。
例えば、上記のローソク足が9:00〜9:15の間の15分足チャートだとします。
9:00の時点では①の値段が、9:15の時点で②の値段になりましたという事を示しています。
これがローソク足の中で太い線が示す情報です。太い線を実体とも呼びます。
次に太い線である実体の上下に伸びている線です。これをヒゲと呼びます。
金額を入れて説明します。
上記をまた、9:00〜9:15の時間であったとして説明します。
始値は9:00の時の値段です。100円です。終値は9:15の時の値段です。110円です。
ヒゲは9:00〜9:15の間の高値と安値です。
安値は95円を示していますが、これは、9:00〜9:15の15分間の間に、一番安い時に95円の値段がついたという事を示します。
高値は110円ですね。同じように9:00〜9:15の15分間の間に、一番高い時で110円をつけたという事が読み取れます。
ローソク足 陰線の解説
同じように陰線です。陰線の場合は、始値が上で、終値が下になります。
具体的に金額を入れてみてみましょう。
もう読み取れるようになってきましたね。
例えば上記がある1日の状態を示す日足だったとしますと、最初は200円で始まって、1度は210円にまで上がったことあり、さらには180円までも下がったけれども、最後は190円で終わった、という株価の動きだった事がわかるわけですね。
ローソク足は連続していく
ローソク足は基本的には繋がっていきます。
上記の例は、日足だった場合ですが、1日目は株価が下がりました。2日目〜4日目は株価上昇、しかも、その日の始値より株価は下回る事なく上昇し、終値は値上がりで終了。5日目、始値から少し上がったものの、結果的にドーンと下がって終了。こんな風に読み取れるわけですね。
値段が離れている窓開け
上記の例は隣のローソクとローソクが繋がっていますが、離れる時もあります。その場合は「窓を開ける」と呼ばれます。
上記のチャートの値動きを読み取ってみましょう。
株価が繋がっているところもあれば、離れているところもありますね。上記は1日ごとの日経平均株価を示しているローソク足チャートです。必ずしも前日の終値から翌日の取引がスタートしているわけではない事がわかりますよね。ちょっと日経平均なので特殊な例ですが、このように株価がどのように動いているかがわかるのがローソク足です。
まとめ
ローソク足チャートは基本です。
チャートから株価を読み取れるようになると、株式投資が楽しくなりますね。まずは株価の値動きがわかるようになるところからスタートしましょう!
投資の成功。心より祈っております!
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