自分は株で儲けを出すのに向いている性格なのか? 向いていない性格なのか?
これって気になりますよね。もし、決定的に自分には向いていない投資だったら、それだけで損する確率が上がってしまいますから、ちょっと手を出すのは避けた方が良いかもしれません。
そこで、どんな人が株式投資に向いていないのか? をまとめてみました。
これからご紹介する「株に向いていない性格」にあなたが当てはまる場合には、株式投資は見合わせた方が無難。逆に当てはまらない場合には、あなたも「億り人」になれちゃうかも!?
目次
株に向いてる性格、向いていない性格
キッチリ記録やメモが出来ない性格の人は株に向いていない。
「証券会社のアプリやソフトで記録は残るんだから、自分で記録つけなくても大丈夫じゃない?」そんな声が聞こえてきそうですが、キッチリ記録をつけられない性格の人は絶対に株には向いていません。
何故なら、記録をつけておかないと思わぬ損をすることもあるのが株式投資の世界だから。
例えば、決算発表日を把握してメモしているか?は超重要。
上場企業は四半期毎の年に4回決算発表を行います。決算月は企業によって異なり、多いのが3月期決算の会社で、この場合は、第一四半期が4〜6月、第二四半期が7〜9月、というように四半期ごとに決算をして、6月末にしまった第一四半期の決算発表が、7月後半から8月上旬に発表されていきます。
なぜ、決算発表日の把握が重要かというと、株価の値動きのトレンドが変わることがあるから。特に、業績が急激に悪化した場合には株価も急落するケースがあり得ます。この情報を知らずに株を保有しているということは非常にリスキー。
スイングトレードなどをしている場合には、逆に、決算発表当日は株のポジションは持たずに、前日までに一度精算しておくというのも賢い手。
他にも
- 信用取引で自分のポジションが記録できているか
- 自分の資産全体のポートフォリオを記録できているか
- 過去の取引での成功・失敗パターンをメモできているか
など、記録やメモがもたらす効果は非常に大きいです。
細かい値動きや取引履歴は証券会社のサイト等に残っていきますので、現在は大変便利になっていますが、「株投資日記」をつけたりしながら、自分の手で情報を整理して、反省と計画立てをしていくことができない人はトータルでうまくいかない確率が上がります。
リスクに対して敏感すぎる人は向いていない。
こんなリスクもある、あんなリスクもある、とリスクを気にしすぎてしまうと株はそもそも投資できません。投資家として重要なのは、リスクに対する感覚の反対の「儲かる確率への期待値」に関する感覚と、自分は「どこまでのリスクを許容するのか」という判断を下していること。
現在銀行に預金していても、リスクは基本ゼロですが、金利はほとんどつきませんから、儲かる確率はゼロに等しいです。逆に株式投資であれば、株価が下落するリスクと上昇する期待値との両方があり、上昇する期待値があるから投資するわけですよね。
ここで「自分はどこまでのリスクを許容するのか」ということは、実は自分で決めることが出来ます。「10%まで下がるリスクは許容するが、11%以上下がるリスクは許容できない」など、実はリスクは自分で決めることができるのです。しかも、証券会社によってはある条件(たとえば株価が10%以上下落した場合等)になったら、その時の価格で売買する逆指値オプションをつけられる会社もありますので、リスクは限定的に出来るのです。
株式投資では、リスクに対しては敏感になる必要はありますが、自分で限界値を決めていき、逆に儲かる確率への期待を持てる前向きな性格の人の方が向いています。
気長にコツコツと続けられない人は向いていない。
株式投資で儲かるパターンとしては割安株の長期保有や、ドルコスト平均法による長期積立です。上がるのを気長にまったり、コツコツと投資し続けられる人は株式投資に向いていますが、すぐに利益を出したがるセッカチな人は株には向いていないかも知れません。
ドルコスト平均法による長期投資とは、毎月一定の金額を株式(または投資信託等)に長期間に渡って積み立てる方法です。もし、前提として経済が長期スパンではインフレーションの傾向にあるとして、かつ、株価は景気と連動するとした場合、株価は長期的には上昇します。この前提に立った上で、毎月一定額の積立をすると、株価が高い時も安い時も買い続けるのがドルコスト平均法による積立。買い続けた結果の株価は平均値となり、かつ、その平均よりも長期的には株価が高くなる局面が必ずくると考えて投資していく方法です。
まとめ
株に向いていない人の代表的な性格をまとめました。
- 記録やメモをつけられない性格の人
- リスクに敏感すぎる性格の人
- 気長に待ったりコツコツ投資が出来ない性格の人
大きくはこの性格に当てはまる場合には株式投資では成功しません。
逆に言えば、上記のようなことは今後の考え方や行動でカバーしていくことができれば成功の確率は上がるということ。今後も投資頑張っていきましょう!
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