株のスイングトレードで勝ち続けるためにはシンプルな売買ロジックが極めて重要。
売買ロジックは人それぞれ違いが出てくるものですが、セオリーを外したものは中々うまく行きません。これはスポーツでもお稽古ごとでもなんでもそうで、一流の人々は最終的には自分独自のスタイルを編み出しますが、しかし、その本質は基本に忠実であり王道から外れているものはありませんよね。
株式投資で勝ち続けることを狙うなら、先人たちが築き上げてきた王道ノウハウ・セオリーに沿って取引するのが成功への近道です。
この記事では、株のスイングトレードの手法をシンプルに解説していきます。
目次
株スイングトレードの手法はシンプルに考える。銘柄選びとチャート分析のセオリー
資金管理を確実にすることが超重要
株のスイングトレードは短期運用で取引回数を多くし、資金回転率をあげるとともに勝率を高めることが資産を増やすためには重要な考え方となります。勝率100%ということはあり得ません。必ず損失が出る取引と、利益が出る取引が混在します。その中で、損失をいかに少なくして利益を高めていくかがポイントとなるのです。
今ポジションを取っている株式が何%下がったら損切りする、何%上がったら利益確定する、膠着状態に落ち行っているなら一度ポジションを解消して値動きのある株式に資金を振り分ける、など、資金管理では売買ルールを作り、そのルールに沿って自分の資金がどのように投資パフォーマンスを出しているのか管理し、結果を見て修正ていくことが極めて重要。ノートでもエクセルでもツールは何でも良いのですが、現状を常に理解しながらPDCAを回していくことが非常に重要です。
スイングトレードは短期運用の繰り返し。1度の取引で大きな利益を狙うというより、小さな利益を積み重ねていく、損失をできるだけ小さいうちに摘んでいく、という考え方でコツコツ資金管理するイメージでやるとうまくいきます。
銘柄は絞り込むのが基本
トレードする銘柄は絞り込むこと。そもそも投下資金には限りがありますし、何よりも分析する時間に限りがあります。流動性が高く安定して取引できる銘柄の中から、スイングトレードに適した銘柄を絞り込んでいき、その銘柄については日々ずっとチェックをしていくということが基本です。
1年、2年と同じ株式の動向を見ていくと、テクニカル指標に加えて、ファンダメンタルズの要素まで含めて株価推移の裏側にある理由や背景まで理解できるようになっていきます。
目安としては5〜10銘柄程度をまずは自分のトレード銘柄とするのが良いでしょう。
スイングトレードに適した銘柄のスクリーニング条件は?
具体的な探し方はこちらの記事で詳しく解説しています。
一定期間トレンドを作っている銘柄でのトレンドフォローが基本
スクリーニングした銘柄の中で、トレンドが一定期間出る銘柄かどうかは要確認です。レンジ相場のレンジが短く、上げ下げを細かく繰り返したり、突然急騰急落が出るというタイプの株式銘柄の場合には、スイングトレードがうまく行かない可能性が高いです。
そして、売買についてはトレンドフォローを基本とします。逆張りでトレンドが出る前に仕掛けて利益幅を大きくすると考えると勝率が落ちます。スイングトレードは短期運用で損を少なく、取引回数を多くして利益を積み上げることを狙いますから、勝率が落ちる可能性があるリスクのあるトレードは避けるのが基本。ゆえにトレンドフォローに徹するのが利益を積み上げるベーシックなセオリーとなるのです。
売買サインは移動平均線と出来高の関係が基本
銘柄が決まったらいつエントリーし、いつ利益確定するのか?という判断もシンプルに考えて、基本は移動平均線と株価の関係で判断することに力点をおきましょう。補足として出来高が伴った株価推移かそうではないのかを確認するのが良いです。
25日移動平均線と5日移動平均線の流れだけで、現在の株価トレンドがどう推移しているかは見えてくるはず。逆にいえば、明確にトレンドが見えてきていないのであれば、それはまだ売買のタイミングに達していないと判断するのが賢明です。
株価のピーク・ボトムでの売買を考えない
株価のボトムで買ってピークで売ることを考えると、どうしてもリスクが大きい取引を仕掛けることになりがちです。それよりも明確なトレンドサインが出ている最適なタイミングでエントリーして、ある程度利益が出たら利確してしまう方がリスクが少なくなります。
ブレイクアウトを狙う
レンジ相場から抜けて大きく跳ね上がるブレイクアウトは、スイングトレードの中でもこの現象に出会えた場合には利益を高めることができるチャンスです。あまり頻繁に当たることは中々ないものの、観点としては持っておき狙っておくことは重要です。
>ブレイクアウトについてはこちらの記事で詳しくご説明しています。
もしイメージと違ったチャートになったら1度ポジションを解消。チャンスはまだある!
ここまでスイングトレードのセオリーをシンプルに紹介してきました。セオリー通りと思ってエントリーして見たものの、当日、翌日の値動きが自分の意図したものと違う、という場合はどうしても起こります。もし、イメージとは完全に逆行したチャートになった場合には、一度冷静になって、損失が出ていてもポジションを解消することを検討しましょう。
スイングトレードで利益を取り戻せるチャンスはまだまだあります。しかし、損失をもし1つの株取引で大きく出してしまうと中々復活させるのに時間がかかってしまいます。故にに値動きのイメージが想定と違っていた場合には、ポジション解消も視野に入れた資金管理を行い、次の投資に心を振り向けて行こうじゃありませんか!
過去は捨てて未来に向かい続ける方が気持ちよく前向きになれます!
まとめ
スイングトレードのセオリーはシンプル。資金管理からチャート分析の手法までオーソドックスに考えて、トレンドを掴むのが超重要。奇を衒わずに、確実なラインで利益を積み重ねて勝率を上げていく、これがベーシックな王道スタイルです!
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