株で勝てない仕組みがあるとすれば、それは情報の差です。
個人投資家はどうしても情報戦でプロの投資家には劣ってしまいます。機関投資家や証券会社のプロトレーダーの人々はプロですから、ありとあらゆる情報を基にし、しかも今やAIのアルゴリズムを活用して過去の膨大なビッグデータを分析し、人口知能を使って最適な姿を描き株式投資をしています。そもそものベースが違いすぎて日本人個人投資家はどちらかといえば弱者であり、強者に真っ向から挑んで行くのは難しいのです。
しかし、得ている情報には差があることを理解した上で投資をして行けば、サラリーマン投資家でも十分成功することは可能です。サラリーマン投資家が勝てる投資を行う方法をこの記事ではご紹介していきます。
目次
株で勝てない仕組みを解決する！ サラリーマン投資家が勝つために考えるべきこと
サラリーマン投資家が株で勝っていくためには、より確実性が高い方法で投資を行っていくことが重要です。考えるべき方法を見ていきましょう。
タイミングを待つ。雰囲気や気分で売買せず、セオリーに沿って投資する。
まず投資にはタイミングがあります。サラリーマン投資家で多いのは、投資したいと思ったタイミングで買える株を買ってしまって失敗するケースです。たまたま休みの日にデイトレードを行って1日にして結構な大金を溶かしてしまった、というようなケースが後を絶たないのは、自分の都合で取引してしまっているから。
自分が短期投資を行うのか、長期投資を行うのかスタンスをはっきりと決めた上で、基本的なセオリーに沿った取引を行うこと。これが個人投資家として成功する基本的な考え方となります。毎回投資スタンスを変えるのではなく、一定のロジックで自分の勝ちパターンを見つけて、その勝ちパターンに徹していくのです。そのようにやることを絞って極めていって初めて、プロの機関投資家と互角にトレードで戦うことができます。
短期トレードなら、トレンドが見えている株式銘柄に乗る
短期トレードで利益を得るならば順張り投資が基本です。トレンドが形成される前に逆張りで購入するのではなく、利幅は小さくともトレンドが形成された株式銘柄を購入していき利益確定していくほうが流れに乗った取引ができます。
１回の取引ごとの利益水準、および損切り水準は元本から厳し目で設定し、１回１回利益を積み上げていくのがコツ。
中長期トレードなら、企業業績予想から期待できる銘柄を購入する
中長期トレードのスタンスで株式を購入するのであれば、企業業績が上向いている会社から銘柄を選ぶべき。それが中長期投資のセオリーです。その企業がどんな事業をメインとしていて営業キャッシュフローは豊かなのか、中長期的にその市場はシュリンクせず、むしろ事業環境的には未来は明るいのか、企業文化は健全で信頼できるか？など、中長期的に企業が成長していくかどうかということを投資のメインに据えて行くのです。
このように基本的なところから分析をしていき銘柄を選ぶことができれば、個人投資家であったとしてもプロの予想と違うことはあまりありません。むしろ、自分の趣味の世界で有名な企業の株式など、小さい会社でもお客様としてその企業と接したことがあって優秀なサービスを提供している会社があれば、大手投資家が見つける前に株式を保有しておくことでメリットが大きく出る可能性もあります。
何よりも損切りを徹底し、元本を大きく減らすことを避ける
一度元本を大きく減らしてしまうと、復活させるのにはより大きいパワーが必要となります。例えば元本を20％減らしてしまった場合、元の元本額に戻すには＋25％の上昇が必要となります。よって１度の取引、１つの銘柄で大きな損失を出さないトレードをしていくことが極めて重要になるのです。損切りの重要性は多くのセオリーで語られていることですが改めて確認しておきましょう。
株の情報戦争で負けないようにするにはプロの情報サービスを活用することも視野に入れる
過去の取引事例からバックテストを行い、投資パターンを検証し、投資に最適な銘柄を配信するサービスなど、株式投資で活用できる情報サービスは数多くあります。そのようなサービスを活用することも情報戦で負けないためには必要です。特にサラリーマン投資家は情報を分析する時間が十分に取れないケースが多いので、時間を有効に使う意味でもプロが提供している情報サービスの活用は前向きに考えて良いでしょう。
まとめ
サラリーマン投資家が勝てないケースが多いのは、少ない情報の中で自分本位の判断で取引してしまって失敗するケースです。参考にしている情報が少ないからこそ、セオリーに沿った基本に着実な投資が重要。ぜひ基本に立ち戻って投資で成功を目指しましょう！
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