「今月の収支もマイナスか〜」と月末に思うのは辛いですよね。
なかなか最初の頃は株式投資がうまくいかず、失敗ばかりで収支がプラスになってくれないものなのです。これは誰しもが通る道で最初からうまく行った人などいないはず。しかし、失敗原因を1つ1つ潰して、マインド・スキルを改善していくことができれば成功体質に変わっていけるのが株式投資の世界です。
そこで、この記事では株で失敗ばかりする人のよくある特徴をまとめましたので、もし、当てはまっている点があるとしたら改善できるように考え方や行動を変化させて見ましょう。
株で成功して資産を増やし未来を明るくしようではありませんか!
株で失敗ばかりする人の特徴 15選
株式投資をギャンブルと考えている
この点が一番の失敗原因となり得ます。心理的に、考え方のどこかにギャンブル性の考え方があると「負けても仕方がない」「当たらないときもある」「最後は賭けだな」などと考えてしまい、投資判断を曖昧にしてしまったり、行動に一貫性がなくなったりする原因になってしまうのです。
株は投資ですから100%の確実性があるわけではありません。しかし、株はギャンブルではなく、将来利益が出るであろうという前提を置いて、論理的に慎重にお金を動かしていくことで資産を増やしていく投資として捉えるべきものなのです。
常に大勝ちを狙っている
常に大勝ちを狙ってしまってはうまく行きません。「1回の取引で10%以上は利益を取りたい」「1年間で資産を倍にしたい」というような考え方を前提にしてしまうと、なかなか株式投資はうまく行きません。大勝ちを狙おうとすると、どうしても通常とは逆張りの投資になりがちです。「今が底でここから上がる」と踏んだ株の株価がさらに下がってしまう、など、どうしても希望的観測による失敗が多くなります。
戦略と目標が決まっていない
この投資で何を目標とするのか、そして、そのための戦略は何か?ということに一貫性がない、またはそもそも目標がはっきりしていないケースは失敗に繋がります。また、目標はあっても夢のような状態であり、戦略や手段と目標が論理的に繋がっていない場合にはうまく行きません。ここに行くという目的があり、こうやっていけるという周到な計画があってはじめて目標は達成できるのです。目標と戦略・戦術を論理的につなげて整理しましょう。
資金管理ができていない
資金管理は1回の投資で元本のうちどのくらいの金額を投下するか、損切りはどのようにするか、などの売買ルールによる自分の投資金額の管理です。資金管理は投資の基本となりますので、丁寧にルール化した上でしっかりと行いたいものです。
損切りができない
損切りの重要性は分かっていても、実際に株価が下がって含み損が出ると、そこで損失を確定してしまうことができずに損失を膨らませてしまう人が多いのです。これは「戻って欲しい」という希望的観測を持ってしまうのが人の特性からきています。一度ダウントレンドに入ってしまった株は早めに損切りしてしまうことが資金効率と、時間効率をあげるのです。
分散投資ができていない
1つの銘柄に集中投資してしまうと、その株がプラスになったときは大きいですが、マイナスになったときに大きな痛手を被ります。ましてや、その株式銘柄に何か悪い材料が急に出て暴落などが起こらないとは言い切れません。社長など経営陣の不祥事、商品のリコール、検査などの不正など、昨今の日本企業は毎日のように企業の不祥事が報道されていますし、決算発表で業績が悪化すれば株価は急落です。「卵は1つの籠に盛るな」は古典的な格言ですが投資の基本原理を表しています。分散投資を心がけましょう。
自分の売買ルール・投資基準を確立できていない
短期投資なのか、中長期投資なのか、その中でどういう基準で投資をして行くのか? この基準、行動原理を投資家は自分で決めてそれを守る必要があります。そして、一定期間ごとに株式投資のパフォーマンスを見直し、自分がとっている行動基準・行動原理が効率的なのかチェックして行くことで改善していくのです。
目に入った情報やニュースで売買してしまう
なんとなくその日のニュースや、たまたま見た材料等にすぐ飛びついて、焦って取引して失敗、というケースは多いです。確かに材料があると株価は動くのですが、あなたより前からその株に着目している投資家からすれば、材料に投資家が飛びついて株価が上がったのを見て、すぐに空売りを仕掛けてくる可能性もあります。急に見た情報で投資をするのはリスクがあると思っておきましょう。
信用取引でレバレッジを広げすぎてしまう
信用取引は空売りができるなど効果が大きい取引手法。しかし、レバレッジをかけて自分の資産以上に広げて取引を行う場合に、失敗した時のリスクも同様に広がっています。空売りした株の急騰、信用買いした株の急落など、何が起こってもわからないのが株式投資の世界ですから、情報に敏感になるとともに、レバレッジをかけた取引は相当トレードに慣れてからにする必要があるでしょう。
チャート分析が甘い
短期運用のテクニカル分析のチャート分析が甘いケースはよくあります。セオリー通りと思って判断したつもりが、セオリーとは違う結果になってしまうことは避けたいですね。株の勉強は大変ですが、しっかり理解できるように努力していきましょう。
チャートを自分の都合の良いように解釈する
移動平均線から離れている株価を「これはここから戻る」などと自分に都合よく解釈して逆張りで投資し、実際にはさらに移動平均線から離れてしまって急落、など、チャート分析に私情は禁物です。特に負けを取り戻したい、などと思っているときに都合のいい解釈をしてしまうことがありますから要注意です。
チャートのセオリーをいろいろ勉強して中途半端になっている
まずは1つのセオリーを完璧にしたほうが勝てる確率は高まります。いろいろ勉強して中途半端になるのは避けて、1つシンプルな手法をマスターしましょう。
トレード記録をつけていない
トレード記録は数字だけでなく、判断基準と結果の論理性について考察して行くことで自分の投資能力を高めていけるいいツールです。手書きでも、パソコンでもどちらでも良いのでしっかり取引記録をつけて行きましょう。
休むことができない
いい銘柄が見つからない時は投資をしないのも正解です。しかし、失敗ばかりする人は「今日は株式投資をしたい気分だから」という理由などで、明確な理由もなく購入してしまったりして失敗するケースが多いです。「休むも相場」ですから、焦りは禁物です。
有効な情報源を持てていない
自分一人で膨大な情報を判断して取引するのはやはり大変です。自分にあった情報源となるツールをいくつか持って、思考プロセスをシンプルにしていくことが成功の近道です。
まとめ
株で失敗しやすい人の特徴は、主にメンタル面での考え方が影響していることと、スキル不足が原因になっているケースと両方から見られます。スキル面についてはあれもこれもと勉強するのではなく自分の性格や生活習慣にあった現実的に実行できるスキルを研究する必要があるでしょう。
何れにしても、なぜ投資で稼ぎたいのか? この質問にシンプルに答えられるようにしておくことと、失敗したとしても成功するまで続ける気概があれば、株式投資の世界で成功者になって行くことはそんなに難しいことではありません。大勝ちを狙いすぎず、コツコツと利益を積み上げて資産を増やして行きましょう!
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