40代になると、将来について、特にお金のことについて、真剣に考える機会が増えますよね。
特に結婚されお子様がいらっしゃる方であれば、お子様の教育費用、住宅ローン、保険、老後の生活のことまで非常にリアルにお金のことについては心配事が多いです。正直、何もせずに暮らしていると、将来は本当に厳しいのではないかと思います。
管理人も同様に「お金を増やす」ことを40代で真剣に考えました。
この記事では、どのように考えてお金を増やしたのか、その戦略と戦術をまとめましたので参考にして頂ければ幸いです。
目次
40代会社員の「お金を増やす」戦略実録 〜お金を増やした順番とは?
戦略目標を設定。不労所得年間5,000万円を目標とした20年計画を立てる。
まずは目標設定。実は管理人は大学生時代に、35歳で年収5000万円を達成するという目標を立てておりました。これは実際には実現しませんでしたが、35歳では年収2,500万円レベルに到達し現在の収入の基盤となることができていました。
そこで、改めて40代になってから老後を考えたときに管理人が設定した目標は「65歳時点で不労所得年間5,000万円を得る事」です。完全に働かないというのは無理だと思いますが、会社員として勤めるのではなく自分がオーナーとして保有しているビジネスや資産からの収益が、年間5,000万円出る状態を作りたい、そう考えたのです。これは一筋縄ではいきませんが、40代からまだ約20年もありますから十分に達成できるチャンスがあると考え行動しています。
投資のための軍資金を作るために株式投資で勝負
お金を増やすために、サラリーマンの給与を上げるのでは限界があります。給与を増やすのではなく、投資をして、お金を生み出す「資産」を保有することが必要です。
そこで、管理人は投資の軍資金を増やすために「株式投資」を本格的に開始します。元々運用していた約300万円の原資に、さらに300万円を投下して運用を開始し、3年で約1500万円まで資産を増やしました。ここから1200万円程を次に述べる不動産投資に投下します。
短期間に資金を大きく増やすには何かで勝負をかけないと難しいです。管理人の場合はその手法として株式投資を活用したわけですが、これは1人一人で状況が違うと思います。ネットビジネスなどの副業を先に行って軍資金を手に入れることも有効でしょう。
株式投資は企業価値と連動して基本的に動くので分析することで値動きが読めてくるという特徴がありますので、サラリーマンの方が本業と並行してお金を増やすのには向いている手法と考えます。テクニカル分析だけでなく、ファンダメンタルズの要素を入れることで2倍、3倍、と増やすことが可能になります。
管理人が資産を大きく増やした投資についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
レバレッジを効かすために不動産投資を実行
まだ40代半ばという年齢と、ある程度高年収である個人属性を生かして不動産投資をまず開始します。株式投資で得た自己資金を使い、銀行からの融資を活用して収益不動産を購入したわけです。今の所、非常に順調に事業運営できており、今後、状況によってさらに買い増しができる状態になれば資産の入れ替えや追加投資を行っていく考えです。
不動産は「銀行融資」を活用できるという点で、サラリーマンの方は投資を検討した方が良い分野であると考えます。一攫千金ということでなく、コツコツと事業を運営していき長期的に資産を得ることを考えると良いでしょう。
また個人所有で不動産事業を行うことにより、節税効果を狙える可能性もあります。不動産所得を給与所得と合算する際に、不動産事業では経費を計上することで結果的に合算所得を実質的に少なくして、納める税額を減らすのです。実質的な収入増加となります。
将来の個人年金づくりのための積立投資を開始(保険の見直し)
継続的に投資できるファンド、個人年金、保険等に分散して、積立投資を開始しました。不労所得として設定した目標は確実に実現できるとは限りませんから、サラリーマンを退職する年齢時点で、一定額資産を保有しておくことは必要と考えて積立投資を開始したわけです。
合わせて加盟していた終身タイプの生命保険を解約しました。管理人が夫婦で加盟していたのは1000万円の死亡保険金が終身で出るタイプのもの。支払い総額に対して確実にリターンとしての保険金は大きくなる契約ではあったのですが、死後に貰っても仕方がないので、子供に資産を残すのではなく、生前に使うことを考えての決定です。
副業のために夫婦でプライベートカンパニーを設立
不動産収入以外にも収益の柱を複数作成するために、夫婦でプライベートカンパニーを立ち上げます。なぜかといえば、副収入が増えた時に、サラリーマンの個人年収に合算すると問題が大きいと考えたからです。1つは税額の問題で、年収が高まると最高税率は55%にもなります。個人年収を高くしすぎると比例して税額も高まるので、これをなんとかする必要があったことが1つ。もう1つは副業規定です。サラリーマンとしての本業を持っている中で副業は原則的に禁止されている状態であるため、個人所得に事業収入を加えていくとあまり良くありません。
このような事情から夫婦で会社を設立し、副収入は基本的には会社の事業所得とすることで、個人の年収には加算されないようにしました。
法人税は約33%程度で一定ですから、利益が増えたとしても税額は個人より低く抑えられます。また、会社からの役員報酬をゼロにすれば給与所得はゼロですから副業収入にも当たりません。
個人が副業で稼ごうとするときに、プライベートカンパニーを設立する方法は非常に有効でしたの、副業収入が増えてきた段階で設立していくことを検討しましょう。
副業のために「時間」を捻出 〜生活スタイルを変更する〜
おつきあいの飲み会や、なんとなく職場の上司がいるからといった理由で残業をしていたりすると本当に時間があっという間に過ぎていきます。副業で成功しようと思ったらある程度の時間を投下する必要があり、そのためには「生活スタイル」を徹底的に見直して「時間を捻出」することが有効です。
捻出した時間で自分を高めるための学びと投資、ビジネス構築を行っていくことで収入を増やしていきます。
まとめ
お金を増やしていく戦略的思考としては以下の様な順番が有効です。
- 目的、目標を明らかにする
- 自分の特性にあった副収入を得る手段を考える
- どの順番で副収入を積み上げるかを検証し、実行する
- 実行するための時間は、本業のサラリーマンの無駄な時間を削って捻出する
是非、40代会社員の方が経済的に自由になることを目指してお金を増やす際に、今回の管理人の進め方が参考になることを祈っています!
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