株って正直難しいですよね。
初心者に「簡単ですよ」とは口が裂けても言えない。
株価分析の仕組みを理解するのは簡単じゃない。
でも、儲ける人は儲けているのが現実。
それには理由があります。
1つめの理由は、やっぱり、儲けている人は例外なく、株式投資や経済の仕組みをよく考えていること。用語などにも詳しいですがそれは表面的な話で、根本は仕組みを自分の頭で理解して投資しているってことです。
もう1つの理由は、儲け続けている人はプロの情報や投資方法を、うまく自分の投資の中に組み入れているということです。
この記事では、何故、株は難しいのかについて考察した上で、株で儲けている人は、どのように仕組みを理解したり、外部サービスを活用したりしているのか? そこを紹介して行きます。
目次
株は難しい! どうすれば、うまく理解できるのか?
目的から順番に考えて思考を整理する。
株式投資には、いろいろな用語が多くて覚えること多くて、なんか「難しい!」となってしまうのはよくわかります。ただ、実際に何故難しいと感じるかというと、わからない状態のときに色々な方向から考えてしまって余計混乱するから。ああでもない、こうでもない、と色々考えるとどんどん深みにはまって行くので、オススメはゆっくりでもいいので順番に整理しながら理解を深めて行くこと。
時間はかかるかもしれませんが、以下の順番でノートなどにカンタンにメモしてみてもらえませんか? やってみると「何が分かっていないのか」「どこでつまずいているのか」がわかるはず!
- 目的 なんのために投資をするのか?
- 資金 元本としていくら投資をするのか? あるいは毎月いくら積み立てるか?
- 目標 資金がいつまでに、いくらに増えたら成功なのか?
- 投資対象 どんな株式や信託に投資するのか?
- リスク 投資対象ごとにどんなリスクがあるのか?
- 証券会社 どの証券会社やファンドを使うのか?
- 分析方法 自分はどんな分析方法について知りたいのか?
どうでしょうか? 整理してみると、実は「目的が定まっていない事」が難しいと感じる原因だったり、「目標が定まっていないこと」で思考がグルグル回ってしまうというようなことが分かってきたのではないでしょうか? 具体的な「質問」が出てきたのではないでしょうか?
分からないこと、悩んでいることが何かが明確になれば、あとはそれを調べて行けばいいわけですから、一歩一歩進んで行きましょう。
株価には、企業業績と投資家の意思が論理的に反映されていると考える
結局、株価を判断している人間は何らかの論理を元に株式投資をしているもの。であれば、論理の順番を考えておければ、値動きの分析も一定のパターンですることができるのです。
株価を考えるロジックチェック項目
- その企業が発表している業績予想からみると、現在の株価は妥当か?(今年+翌年予想PER,PBRの業界比較等で考察)
- 短期的にその企業株式の値動きに影響するイベントはあるのか?( 決算発表, 株主優待確定, PRなど特別なプラス要因、またはマイナス要因
- 直近の需給状態は?(出来高, 移動平均線乖離率など)
どうでしょうか? 実はチャート等に情報が現れるのは3)ですから、まず3)の兆候があったら、次に2)1)と辿っていけばロジックで株価の流れは理解できます。1)の情報から順番に考えても論理的になりますね。情報量や分析する内容は多いので難しいですが、考察していくロジックは実はシンプルです。
企業数が多いから個人では限界が来る。そこはプロに頼む要素の1つ。
思考の整理がされてシンプルになってきて、用語についても時間をかけて理解してきても、まだ株式投資は難しいです。何故なら投資対象となる企業の数が多いから。
東証一部だけで、1922社が上場しているワケで、これに2部、マザーズ、JASDAQといった市場の株式まで含めると、日本市場で3639社も上場企業はあるワケです。この企業数を全て個人で分析するなどは出来るわけがなく、しかも、海外市場の株式や、投資信託なども含めると本当に無数に投資対象が出てくるわけです。
このように数が多いのは難しい原因であり、個人の中で全てをロジカルに整理して行くのは不可能と言っても良いと思います。
そこで、自分が信頼できるロジックで情報を発信しているサービスや、投資判断レポートを出しているプロのサービスをうまく活用する事が重要となるわけです。
プライベートファンドを活用して市場成績以上の利回りを狙う
プライベートファンドの活用は投資ロジックそのものをプロに委託する方法です。個人で個別株式に投資するのではなく、プロの投資家集団が個人に変わって投資してくれるファンド、しかも大手の証券会社が行うのではなく、完全に独立したプライベートファンド、ヘッジファンドと呼ばれるファンドに投資した方が、市場成績以上にメリットを得られる可能性が出てくると判断して投資するという事ですね。
プライベートファンドのトレーダー、ファンドマネージャーは、大手の機関投資家や証券会社出身の強者ばかりで、顧客の利益を最大化することを追求しているファンドがほとんどです。特に毎月積立が出来るタイプのファンドであれば、ドルコスト平均法のアプローチで期間も分散されて投資されるのでより安心して任せることができるはず。
投資判断サービスを活用して、個人で利益拡大を狙う
投資ファンドよりさらにアクティブに運用したい、または自分が投資して行くことで投資をコントロールしたい方は、リスクはあれど効果は大きい自分の手により個別株投資が投資の醍醐味も味わえますしいいですよね。結果的に個人投資家の多くはこの領域に踏み込みます。
この領域で投資をする場合でも、システムトレードの仕組みや、あるロジックに基づいて有効な投資銘柄をレポートしてくれる有料サービスを活用するなど、全てを自分の情報に頼るのではなくて、プロが提供してくれているサービスを活用して行くこも積極的に取り入れるべき。むしろ、投資信託等で手数料を払い続けつつ、運用に不安な思いをするくらいなら、プロのサービスを受けながら自分で投資していく方がストレスなく運用できるのは間違いありません!
まとめ
自分なりに仕組みを理解すること。そして、必要に応じてプロの情報を活用すること。これらの組み合わせが難しい株式市場を理解して、利益を出して行くコツになります。
株は難しいです。だって様々な情報が飛び交い、それを整理してまとめて行くことが求められていて、株価は刻々と変化して行き、情報もどんどん古くなって行くというハイスピードな世界なのですから。そんな世界で勝つためには、自分なりにロジックで1つ1つ株式のことについて深めて行くことが重要。日々研究してまいりましょう!
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