EPS (1株あたり利益)について

 

EPSは、Earnings Per Shareの頭文字をとったもので、直訳すると「1株当たり利益」です。「1株あたり当期純利益」とも呼ばれます。EPSは企業の健全性を表す指標として、そして成長性を表す指標として使われます。

1株あたり利益が高まっているという事は、企業経営の資本効率性が高まっていると言える指標となるのです。

株価と連動する密接な指標なので、意味を理解しておきましょう。

 

EPSはどうやって計算するの?

EPS(1株あたり利益) = 当期純利益 ÷ 発行済株式総数

EPS(1株当たり利益)は、会社が1年間にあげた純利益額を発行済株式総数で割って求めます。純利益額とは、営業利益から法人税等を支払った後の利益額ですから、企業が純粋に稼ぐ力を示している数値です。

予想EPSという場合には、当期の予想純利益を株式数で割ったり、翌年の業績予想利益を元にEPSを出すケースもあります。

株主が持っている1株式あたりの利益額であるEPSが上昇している企業は、企業内の経営効率が高く、株主的にも安心の会社であると言えます。

 

「EPS」は「PER」と組み合わされて株価を示す指標となる。

 

株価=EPS(1株あたり利益)×PER(株価収益率)

この式を覚えておいてください。

PERは株価が1株あたり利益の何倍かを示す指標です。PERは成長企業では20倍〜30倍、優良企業で15倍、安定企業で10倍程度、など業界の標準値や過去の企業実績などからの水準が株式銘柄毎に変わります。

EPSが来期上昇する予測であるとして、PERがこれまでと同様の水準であるとなれば、株価は上昇する、という事になるわけです。

 

EPS分析の注意点

EPSは発行済株式総数が減少することでも実は上がります。例えば、自社株買いをした後に、自社株を償却すると発行済株式総数が減少しますからEPSが上がるわけです。業績が伸びている局面での自社株買いと償却であれば問題ありませんが、業績が悪化傾向にあるときに一時的な対策として行われた場合、表面的なEPSの指標だけで投資判断すると見誤る可能性もあります。

逆に増資や第三者割当による株式の発行、ストックオプションの行使による株式の発行が起こるとEPSは下がりますので注意が必要です。

 

具体的に「EPSが伸びている会社」を探す方法

こちらの記事で詳しく解説しています。参考にしてみてください。

株|企業分析のやり方|成長株を判断するファンダメンタル分析調べ方

 

 

まとめ

株の企業研究は、稼ぐ力=EPS(1株あたり当期純利益)の伸びに着目すべしと考えます。

利益が伸びていかない企業で、中期的に株価の伸びが継続するというのはありえません。

もし、利益が伸びていなくても株価が伸びているとしたら、それは短期的な需給影響によるものですから、長続きはしないと考えた方が良いです。

EPSは重要な指標ですので覚えておきましょう!

投資の成功。心より祈っております!

 

 

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