株で勝てるようになるまでの道筋|成功の5ステップ<短期運用の場合>

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松田 直樹 (Matsuda Naoki )
副業投資家|株式投資歴25年|アパート6棟122室保有・家賃年収9000万円|副業用法人5期運営・事業売上累計5000万円|株式投資歴25年|不動産投資&ネットビジネススクールBE FREE主宰|3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)

 

「株でなかなか思うように勝てない!」と悩んでいらっしゃる方多いです。

 

株で勝てるようになるまでには、何を覚えて、どういうスキルを身につける事が必要なのでしょうか?

 

この記事ではサラリーマン投資家の方が<短期運用>で資産を増やしていくための成功ステップを公開します。

以下に紹介する5ステップで考えていけば成功に近づく確率が上がります。今株式投資でうまく行っていない人、これから始めて成功しようと考えている人必見の考え方です。

 

株で勝てるようになるまでの道筋とは? 成功の法則<短期運用の場合>

短期運用の方法としては「スイングトレード」と呼ばれる数日から数週間の間の株価変動の波に乗って売買することで利益を得ていく手法を用います。スイングトレードを使うのは、サラリーマンは日中場に張り付く事ができないため、デイトレードは基本無理と考えると、短期トレードの手法はスイングトレードになるからです。その前提で以下のステップを見て行きましょう。

 

ステップ1 資金管理と損切りの考え方を覚える

資金管理における分散投資の重要性

投資を始める前に資金管理について整理する事が重要です。資金管理とは元本をリスクにさらし過ぎずに効率的に増やしていくための管理方法です。ポイントは1つ、分散投資を心がけてください。元本全てを1つの銘柄に投資するというのは厳禁。必ず元本を分けて、1回の投資は元本の10分の1から3分の1程度の金額で行っていきます。投資した銘柄の含み益が出て、株価がさらに伸びる事が予測される場合には1銘柄あたりの投資量を増やしていくのはOKです。必然的に最初の元本額が少ない場合は小型株からの投資となりますが、まずは少額投資で経験を積んでから大型の株式に移行しましょう。

とにかく分散投資の考え方をまず頭に入れておく事。これが元本を増やす上でリスクを少なくする重要な視点です。資産が急激に短期に伸びる事をイメージせずに、じわじわと伸びて行き、気づいたら大きくなってきた、というくらいのゆっくりしたペースで元本を増やしていく事をイメージしましょう。

 

損切りの大切さを学んでおく

もう1つ重要なのは「損切り」をこまめにして損失を広げない事。保有した銘柄は絶対上昇する訳ではなく、予想に反して下がることは日常茶飯事。一定の値下がりが出たら、それ以上大きく下がって損を拡大するのを防ぐために売却する事が傷口を広げないために非常に重要なのです。短期売買であれば、2%〜5%の間で閾値を決めて、そこまで下がったら1度売却して損失を確定してしまいましょう。サラリーマンの方は日中株価変動を常に見ることはできませんから、「逆指値取引」を使い、ポジションを持ったらすぐに売却注文を入れてしまい、もしも下がったら自動的に売却するのが最も賢いやり方です。

 

ステップ2 現物買いのトレンドフォローを覚え、取引を重ねていく

 

まずは、株を「安く買って高く売る」事で利益を得る事ができるように、現物買いによる「トレンドフォロー」という手法を身につけましょう。スイングトレードでの基本となる考え方であり、これが出来ればこれだけで稼ぎ続けることも可能です。この手法で取引回数を重ねて行きます。

 

現物取引とは

「現物」での取引とは、実際に市場に出ている株式を、証券会社の口座に入金した現金で購入する取引を指します。取引は銘柄によって100株単位、1,000株単位などの最小売買単位が決まっていますから、入金額はその単位株数分が必要です。例えば、A社の株式の単位株数が100株で、株価が1,000円であれば、1,000円×100=10万円の入金がA社の株を入手するためには必要となります。

現物取引の反対は信用取引で、これは証券会社に保証金を預ける事で保証金の約3倍程度までの株式の取引ができるという、いわば証券会社から借金をして株を売買できる制度のことです。メリットは自分が保有している金額以上の株式の売買が出来ますから利益が出たときには効果は大きいのですが、反対に大きな損失を被る事があるのです。よって、初心者のうちは現物株の取引としてリスクを限定する事が重要です。

 

トレンドフォローとは

株価は波を打っているように毎日変動しています。このときに株価が一定期間上昇するトレンドを形成する事があります。このトレンドの最初の株価が安い時点で購入し、株価が高くなったところで売るのがトレンドフォローです。ポイントは、トレンドが形成されてきているのを見極める事が重要です。

では、トレンドが出来ているのをどうやって確認していくのでしょうか? オススメは移動平均線を使って判断する方法です。下記のページで解説しています。

参考:株スイングトレードで移動平均線は何日を使う?|トレンド見極め手法

現物株式で、株価が安いポイントでエントリーし、高くなったところで売る、このシンプルな手法でまず利益を出せるようになる事を覚えていく事から始めましょう。

 

トレンドフォローに適した銘柄の選び方は?

トレンドフォローを行うにあたり、日々変動する膨大な株式銘柄の中から最適な株式銘柄を探し出す力をつけていくことは必要です。そのためには、値動きがありそうな株式を、一定の条件のもとで炙り出していく能力が重要となります。

以下の記事を参考に、トレンドフォローに最適な銘柄をスクリーニング抽出できるようにして行きましょう。

参考:スイングトレードに適した銘柄が見つかるスクリーニング条件とは?|株|

 

ステップ3 得意銘柄を作り利益を重ねていく

 

ステップ2でトレンドフォローにより取引を続けていく中で、得意な銘柄を作る事ができたらしめたものです。1ヶ月、2ヶ月といくつかの銘柄の値動きを見ていると、だいたいどんな値動きなのか、いま投資家はどういう視点で株を売買しているのかが読めるようになってくるはずです。ファンダメンタルズの視点から、その企業の業績情報などにも詳しくなってくるでしょう。そうした株がいくつか出てきたら、レンジ相場でも仕掛ける事ができるようになり効率が上がってきます。

 

ステップ4 空売りで仕掛けられるようになる

 

かなり取引を重ねて順調に元手を増やせるようになってきたら、現物買いだけでなく信用取引による空売りにチャレンジです。空売りは株価が下げの局面で利益を出せる手法のこと。株価が下げトレンドになった際に信用取引で株を借りて売りから入り、株価が下がったところで買い戻す手法です。結果的に売り→買いの順番ではありますが、高く売って安く買う事が出来れば利益が出るという手法です。これができると、上げ相場だけでなく、下げ相場でも利益が出せるので、エントリーのポイントが格段に増えてトレードの質が上がります。

 

信用取引については、こちらの記事で詳しく記載しています

参考:株の買い方の種類|現物か信用か?初心者はどちらで買うべきか?

 

 

ステップ5 資金管理を徹底しトレード回数をあげていく

 

ここまでくれば、あとは資金管理を徹底してトレード回数をあげていくことで成功に進んでいく事ができます。慣れてきたからと、1度に大金を1つの銘柄に入れてギャンブルのように投資する、ということは厳禁。むしろ少しずつ投資をし、着実に積み上げていくことで資産を形成していく事ができるでしょう。

 

さらに成功を加速させるためには、どのようにすれば良いのか?

複利運用を心がけて資産を増やしていく

 

利益を使ってしまうのではなく次の投資元本に組み入れていくというやり方で行けば、複利効果で元本を増やしていく事ができます。もちろんお金が増えた分は日常的な生活費や好きなものを買う費用に充当してもなんら問題はありませんが、資産を増やすなら再投資にどんどん回して元本を増やして行きましょう。元本が増えると、1回のトレードで大きな利益を取らなくても利益を増やしていけるようになるので、堅実なトレードもできますし、年間で得られる配当金収益も大きくなります。

 

信用取引でレバレッジを掛けていく

 

信用取引でレバレッジをかけていくことも資産運用に効きます。しかし、ここは注意が必要なポイントでもありますからよく考えて判断していくと良いでしょう。

 

自動売買やシステムトレードも組み入れていく

 

現在、証券会社から完全に自動化されたシステムトレードができる仕組みが提供されていたり、FXなどの投資では売買自体も自動的に行われて投資家は見ているだけというシステムもあります。一定資金についてはこのような方式で回していくほうが忙しいサラリーマンにとっては有効な投資手法ともなりますので、研究してみると良いですね。

 

まとめ

短期運用で資産形成を目指すのであれば、まずは資金管理を徹底しながら、現物株によるトレンドフォローの達人になることを目指して行きましょう。それができれば、自ずとその次の道筋は見えてきます。成功する個人投資家をこれで目指して行きましょう!

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